映画『ジムノペディに乱れる』〜岡村いずみのヌードが見たくて〜

日活ロマンポルノのリブート企画として新宿武蔵野館で上映されている『ジムノペディに乱れる』を見てきました。

行定勲監督。現代の映画監督にロマンポルノを撮らせたらどうなる?って話。

(C)2016 日活

ロマンポルノとはなんぞや

そもそも日活ロマンポルノと聞いても僕はわからなかったし、鑑賞のきっかけは岡村いずみさんが出てるから(しかも脱いでる)というだけ。

ロマンポルノというジャンルに対して高尚な能書きをたれるつもりもないし、好きな女優の裸を大スクリーンで観れるならって。

▲いずみ嬢はかなり強気。大好きです! (C)2016 日活

本当にそれだけの動機。岡村いずみじゃなかったら別に行ってない。

ちなみにその岡村いずみの代表作は『かしこい狗は、吠えずに笑う』

鑑賞する層なんて大体裸見たいだけじゃないの?って思ってたけど、結構女性の割合が多くて驚いた。

年配の方も多め。20代前半に見える人はほとんどいなかった。

▲まあこの板尾創路がモテるモテる。よくわからない位モテる。 (C)2016 日活

男優が主人公のAV?

さて、内容。

岡村いずみ単体としての興味が主だったものだが、僕の作品に対するアプローチは結構好意的だったはずだ。

ただ、いかんせん面白くない。

主人公の板尾創路は『空中庭園』で既視感のあるモテる中年、しかも変態、しかも体が綺麗ということでとても良かったが、それだけ。

名前を知らない知り合いとか、スマホを操作するときにピッピッ音が鳴らないようにだとか、あえてエピソードをぶつ切りに出して回収せずにリアルさを表現したりとか、何かやろうとしていたのは感じたが、それを語るのが女性の乳房と板尾創路の大きな瞳というだけでは寂しい。

あとはいい年こいたおっさん同士の掴み合い。あんなお互いセリフ吐きながらクルクル回るのがありますかね?

社交ダンスかと思ったよ…

▲元妻(田嶋真弓)と板尾創路の古谷。古谷のクズを表すエピソードの一つ… (C)2016 日活

実質的なヒロインは芦那すみれという女優。彼女の果て方はなかなか味があった。
ただし、何でもかんでも指をくわえればヤリたいのサインになるというわけではないことを行定勲監督にはわかってほしい。

板尾創路演じる古谷はモテるからああなったが、普通のおっさんが指をくわえて物欲しげに見つめる女の子とヤるシチュエーションなんてまずない。

女性側の抵抗の仕方もやや弱くて、凄く男性本位な印象を受けた。

▲病室で古谷にレイプされる木嶋のりこ(左)と、駆けつけた風祭ゆき。 (C)2016 日活

多種多様なヌードが出てきたが、白い下着が多いのは作り手の趣味か。それともロマンポルノの性格か。

同じ男性目線ならAVにもこのレベルのストーリーが介在した作品はあると思うし、ロマンポルノ復活というシンプルなテーマの割に色々と観る側に深読みを強いる映画だった。

ポジティブな入り方をして、偏見は持っていなかっただけに余計に残念。

まあ、板尾創路が主役のAVと考えれば、無いことも無いか。

▲古谷と不倫をする人妻を演じるのは田山由起。夫との電話が結構そそる。 (C)2016 日活

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いずみ嬢

お目当ての岡村いずみは、やっぱりというべきか、凛と美しくて豊かなおっぱい。羨ましいぞ板尾!

顔は撮影当時は今よりもいくらか幼く見え、気の強そうなビッチ。

そうだ、僕はこれを見たくて来たんだ!

キンキン声を板尾に「声うるせえよ」と言われてるのは笑ったが、ハキハキとした強い受け答えよりも、情事の後の「バッカみたい」に岡村いずみらしさを見た。

こう書くと『かしこい狗〜』のイメージに拘泥しているようだけど。
やっぱりこの子は悪役の方がハマるね。

典型的な嫌な女の先輩とかやってほしい。

▲いずみちゃんの凛と美しく盛り上がる胸と、肉感的なボディ。ありがとうございます…! (C)2016 日活

(C)2016 日活

(eiga.comより転載)

この作品でいずみちゃんはブルーリボン賞新人賞を受賞。

これは本当に嬉しかった。

2017年の「ビジランテ」でも濡れ場を熱演しています。

上でも描いたように、1800円払って観るには内容は面白くない。

個人的にはこの映画を観た女性はどういう風に感じるのか聞いてみたい。

★★☆☆☆。

 

頑張ってヌードになってくれた女優の作品も貼っておきますね。

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