映画『パンドラの匣』

こんばんは。

今夜は映画『パンドラの匣』を鑑賞。主演に染谷将太。原作は太宰治。冨永昌敬監督。



■僕の頭には理解できなかった

まず、原作は未読だった。これは、この種の、とりわけ太宰映画を観るには致命的。何しろ『人間失格』などは原作を読んでいても全く理解できなかったのだから。

結果からいえば、物語に引き込まれず単調で、だらだらっと90分が終わった。しかし、これは鑑賞した僕の責任。時代背景や言葉遣いの違いに戸惑い、またストーリーを追うことができなかった。
現代の伏線を織り成していく刺激的な作り方に慣れてしまうと、観るのが非常に難しい。

出演陣はおしなべて良かった。特に芥川賞作家の川上未映子さんを観ることができたのは大きな収穫。
ただし、良かったと言っても、その演技は単調である。これは原作の問題。

音楽や演出、場面の切り替え方 は工夫しているなとわかる。しかし、いかんせん太宰の実写化には相当無理があると思う。

とりあえず良し悪しではなく、映画として成立しにくい映画だったと思う。全くわけがわからなかった。★☆☆☆☆。

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