映画『リアル鬼ごっこ』

昨日は帰宅してから映画『リアル鬼ごっこ』を鑑賞。
こないだ
『パズル』読了後に触れた通り、原作は山田悠介。柴田一成監督。



■鬼はこれくらいやって正解

原作を読んだのはだいぶ昔だから細かい部分はよく覚えていないけど、独特のファンタジーとそれを凌駕するほどの稚拙な文章だったことは記憶している。従ってテーマ自体は好き。
これが実写化されてどうなるか、が注目だった。

主演は石田卓也。『夜のピクニック』にも出演していて、最近ではドラマ『アスコーマーチ』が記憶に新しい。
『アスコーマーチ』ではシャイなヤンキー役を好演していたのだけど、本作では若さが目についた。見た目も若かったし。

ヒロインの谷村美月は前例の通り悲劇の役回りだけど、こちらもどうも迫力に乏しくて残念。見た目が年齢より落ち着いて見えるだけに、無表情を演じると棒読みに見える。
主役二人は、もっとできると思うからこそ、厳しい評価をさせてもらう。

黒幕を演じた演者(ネタバレになるので名前は出しません)も何というかミスマッチ。演技の巧拙ではなく、その人の外見的なキャラクターを考えてほしかった。

映画の作り自体は山田悠介の紡ぐ奇天烈ファンタジーに特化していて良かったと思う。鬼ごっこのルールの提示、また作品の売り所である鬼ごっこ実演。特に鬼の作り方はとても秀逸だった。山田作品にはあれくらいやったほうがいい。
初見の人にもわかりやすい作りだった。

最後に、口の動きと台詞が合っていないところが多過ぎて一度気づくと最後まで気になった。
あれはどうにかしてほしい。

良かったところと悪かったところが両方。★★★☆☆。

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