【映画】『おにいちゃんのハナビ』

昨日は映画『おにいちゃんのハナビ』を鑑賞。主演に高良健吾、妹役に谷村美月。監督は国本雅広。



■草野マサムネ調の髪型の引きこもり

新潟の片貝という町での実話を基に製作。引きこもりの兄を妹が”復帰”させ、町民自らが想いを込めて打ち上げる花火大会で、おにいちゃんの打ち上げる花火が見たいなあと切望するもの。

実話がテーマであり、また重いのでストーリーも余計なエピソードを交えずにまっすぐ進む。
流れを壊してはもったいないので運び方はあっていると思うが、時として人物の、シーンの変化が唐突過ぎた部分があった。
時間が決まっている以上、省かなくてはならないところもあったろうが、そこの取捨選択については課題点かと。

ただ、時間を割いて描写した須藤家の表情は、宮崎美子と大杉漣の熱演もあいまって良かっただけに一概に批判もできない。

高良健吾の演技もなかなか。難しい役だったはずだが、安心して見ることができた。草野政宗調の髪型から覗く顔はダルビッシュを彷彿させた。全然関係ないけど。

一直線の道を最後まで迷子にならずに走った感のある作品だけど、途中で頑張れ頑張れとガソリンを詰め込んだ結果、急発進や急ブレーキが増えちゃった。少しエピソードの再現にこだわりすぎたかな。

評価は3.5くらい。最後に泣かされたので★★★★☆。

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