映画『貞子3D(2D版)』

こんにちは。

こないだ映画館で3D版貞子2の宣伝をちらっと見たので、そういやうちのHDDに何かあったなと思い出して『貞子3D』を鑑賞。
2012年、英勉監督。

まず、僕はホラーに詳しくないし、『リング』も観てない。だから一連の鈴木光司シリーズの流れとかはわからないので、そういうファンを対象にした演出があったのだとしたらよくわからなかった、と言い訳しておく。
■現実味とフィクションの狭間で
怖くない上に、気持ち悪くも、面白くもなかった。つまり、つまらなかった、ということ。
中身がつまらなくても別にいい。
ストーリーが破綻していようが、瀬戸康史の演技が中途半端だろうが、染谷将太は相変わらず気持ち悪い雰囲気であろうが、正直怖さを提供できれば、ホラー映画は一定の役割を果たしていると言えるんじゃないか。
でも、この作品は残念ながら何もなかった。静かに溜めて溜めて、曲がり角でぐわっ‼みたいな、小学生でも予想できる驚かし方で、序盤で辟易。
怨霊も作りもの感が強すぎて滑稽だったし、もしこれが今のジャパニーズホラーのスタンダードであるなら、この国民のホラーへの耐久性は非常に低いんだろうな、とすら思ってしまう作品だった。
原作を知らないのであれですが、液晶モニターを媒介として霊が飛び出すというトリックに凝りたいのはわかるけど、現実路線に沿おうとする箇所とリアリティが感じられない箇所と差が大きすぎる。つまり、液晶というアイテムを使いたいのでスマホなりパソコンなり、大型ビジョンは現実に沿った掲げ方をするくせに、高校生の学校生活やアカネ(石原さとみ)の行動が現実の規範を逸脱していて滑稽ということです。
怖さのない本作はもはやホラーでもファンタジーでもなく、ただ単に石原さとみと橋本愛の出ている映画、くらいの認識で良いですね。一時間半くらいで、時間を無駄にしたとは思わなかったのが救い。
評価は★☆☆☆☆。

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