映画『ハナミズキ』

映画『ハナミズキ』をダラダラと鑑賞。2010年、土井裕泰監督。主演に新垣結衣。

■えっ?これで付き合うの?
比較的最近の映画なので番宣などでの印象は強い。こないだの『アントキノイノチ』は非常に良かったので、直球派のラブストーリーとしてを期待を持って鑑賞した。
ところが、である。
最初の10分で興ざめ。
ほぅ。ふーん。ふーん。えっ、これで付き合っちゃうの?的な。どんだけ軽いんだ北海道の田舎高校生。
漁師を志すコウヘイ(生田斗真)も、東京の大学を目指す紗枝(新垣結衣)も色々と言う割りには自分のやりたいことへの情熱とかは薄っぺらい。これは作り手だけではなく演じ手にも問題あり。
紗枝が東京に出てきてからはいきなり画面が90年代風になった。高田馬場と新宿の大ガードが登場。なるほど。中央線が古い。
遠距離恋愛をするようになって彼等の通信手段は公衆電話のコウヘイ×1人暮らしの家電の紗枝。あっ、なるほど。時代設定がまだ2000年とかそこらなのね。
そしたらなんで北海道の序盤シーンはあんなに色彩を鮮やかにしたの?自然の雄大さを生かすため?でも次の東京篇と整合性ついてないよ?東京は、早稲田の周りはいつも曇りかい?おかしな話。
■何という身勝手な主人公
とまあ、冗長な感じで時間を進めていく手法。わかった、これは目をつぶろう。
でもね、斗真くんとガッキーが別れて違う道を進み始め、コウヘイは蓮佛美沙子と結婚し、紗枝は向井理と婚約。
なるほど、それぞれの新しい未来をお互い祈りあって、いいじゃないかと思っていたら、自分から振っておきながらしつこいコウヘイくんは紗枝とこっそり密会。
いかんでしょう。嫁さんだよ?お前の母さんの面倒見てくれてるんだよ蓮佛ちゃんが‼
しかも斗真と蓮佛のくっつき方も、映画で見る限り、ガッキー振っちゃって心に穴がぽっかり空いちゃったよ症候群を埋めるための間に合わせとしか思えなくて、これは真面目に恋愛してる人に本当に失礼な撮り方。
テーマが「君と好きな人が百年続きますように」だとからしいけど、恋愛を冒涜し、結婚生活を冒涜してる。そら離婚届出されるわ。しかも離婚したことによってガッキーと斗真くっつけること出来るぞ‼なんて考えてる作り手の考え方が信じられないわ。
粘着質の斗真くんが結婚後、ガッキーと会いに行った。あそこで終わりでいいじゃん。何で最初の人とくっつき直すの。何度もいうけど結婚してる男が。
ということで全体的に評価駄々下がりの作品。
見るべきところはガッキーの英語の暗記力、あとは小柳友くんと蓮佛ちゃんが見れたのでそこは良かった。
評価は
★☆☆☆☆。

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