映画『リボルバー 青い春』

だらだら土日休みの〆として、映画『リボルバー  青い春』を鑑賞。

2003年、玉木宏、森山未來、佐藤隆太。監督は渡辺武。
松本大洋の原作で製作された『青い春』のヒットを受けて作られたオリジナルビデオだそうです。
■何か面白いことすんべ!
出演陣は玉木宏、森山未來、佐藤隆太の今考えると豪華なスリートップ。10年という時を感じさせないほどの貫禄っぷりである。
一方で物語の舞台となる新宿はやはり、少し古くさくて、どこか懐かしい。見栄っ張りのガキんちょ高校生が乗り込み、そして新宿の街に飲み込まれていく様は見ものです。
ストーリーは、なーんかでっかいこと起きねぇかなぁーーとぼやく高校生たちが不意にリボルバーを手にいれたことから動いていく。
とはいえ、銃に特化したものではなく、基本的には行き当たりばったりのやんちゃ坊主たちが、新宿である種の社会科見学をするという感じである。
個人的には玉木演じるオサムのキャラが凄く好きで、なかなかに笑いのツボを刺激してくれた。彼の「~~するべ!」という田舎っぺ丸出し語尾はわざとらしくもあり、また、僕たち神奈川の高校生が使っていた語尾とも酷似していて、ここにもノスタルジー。
ちなみに彼らの地元は、小湊鉄道が出てくることから市原のあたりのようである。
物語の軸にあるのは、生きている実感を感じさせるための刺激が欲しい、でも、それってなんだろう、といったところだろうか。
物語中のエピソードは蛇足に見えるようで、しかし、彼らの心の中に何かの刺激を残していった。
■青くさい青春時代
こいつら馬鹿だなーと思いながら、所持金少ない状況でぼったくり風俗いくなんて大丈夫かとハラハラしながら、僕ももう26なので、彼らの保護者に近い目線から見てしまいました。
ただし、やっぱり彼らの、思春期の男たちの、日常に対する不完全燃焼感だったり、何かを逸脱してみたくて、でもその程度がわからなかったり、というような感覚は凄くわかるし、監督の渡辺武氏も、その部分を描写したいがゆえに喫煙、飲酒といったシーンを多用したのだと思う。
これが普通のヤンキー映画だったら違うのだろうけど、彼ら三人は僕からすれば不良ではないので、思春期の青さからくる喫煙、飲酒という印象を受けた。
青い春という題名に関係あるのかどうかはわからないけど、とても青臭さが素敵な作品。松田龍平主演の『青い春』も見てみたいと思います。
評価は★★★★★。
玉木のキャラに拍手!

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