映画『アナザー』〜恋愛に発展しなかったのは正解〜

2012年の映画『アナザー』を鑑賞。

主演は山﨑賢人。
PG12指定のホラー作品のようだが、因縁めいた呪いのようなもので人がグサグサと死んでいく荒唐無稽なワンダー虐殺作品とでも言うべきか。

(C)映画「Another アナザー」製作委員会

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山田悠介ワールドに近い

原作は綾辻行人の小説らしいけど、映像での演出がまた極端だったのか山田悠介のワールドに近かった印象。

学校生活にせよ、ヒロインの橋本愛にせよ描き方が物足りなかったので種明かしや佳境の部分が唐突だったかな。時系列もわざわざ月日を小出しにするわりにはよくわからなかった。伏線の張り方も厳しかったし。

橋本愛の能力やそもそものクラスの規則とか突っ込みどころは満載なんだけど、実はこき下ろすほどには最悪でもなかった。

綾辻行人さんには悪いけど山田悠介的な捉え方をすれば、要はミステリーでもホラーでもなくて、その無理がある設定自体を楽しむ作品ではないかと。

僕も山田悠介の本を読むようになったし免疫がついている。
割り切って見ればそんなに悪くないと思うんだけどね。映画館で1000いくら払ってみるのはもったいないかも。

山﨑賢人はドラマ『ランナウェイ』以来に観た気がするけど、幼い松坂桃李くん的な印象。演技は棒読みだったが、橋本愛との発展しそうで発展しない距離感は、この映画で一番良かった切り取り方だと思う。

評価は★★★☆☆。
では。

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