映画『君の名は。』〜体の中の色々なところを撃ち抜かれた〜

先日、バルト9のレイトショーで『君の名は。』を鑑賞。
新海誠監督。
声の出演は神木隆之介、上白石萌音ほか。

封切りから1週間程度で圧倒的な高評価を受けているとは聞いていたものの、その衝撃度は予想以上だった。

26時開始にもかかわらず大入り

1日で特別料金とはいえ、26時過ぎからの上映。それでも席は8割以上埋まっていた。

新宿バルト9。
いろんな人がいる。いろんな話し声が聞こえる。前の学生たちは自撮りをしている。

それなのに、映画が始まり空が映ると、途端に喧騒が消えた。
固唾をのんで見守る人々。
スクリーンからはRADWIMPSの音楽が響く。

▲瀧くん字綺麗よね。笑 (C)2016「君の名は。」製作委員会

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実写以上にリアルな世界

『君の名は。』が高評価されていることは聞いていた。

それにしても、それを考慮した上でも、とっても素晴らしい作品である。
素晴らしすぎる作品である。

柔らかい太陽の光、行き交う電車、湖の反射、自然な雨粒。高いレベルのアニメーションで構成された写実的な風景は、時に現実よりもリアルで、現実よりも美しかった。

携帯や煙草、パンケーキに学校の屋上。身の回りに存在するモノも写実的で美しい。
四ツ谷や代々木の駅や、新宿界隈の街並みもまた然り。大塚商会の看板が、ヤマダ電機のオーロラビジョンが、バルト9に入る前に見た光景がそのまま映画の中に存在する。

そして、その世界の中で活動する人間たちもまた美しい。
人間のキャラクターに関しては写実的ではないのだが、だからこそ、この作品は映像美を貫けている。

▲物体も背景も美しい新海作品。 (C)2016「君の名は。」製作委員会

実写で映像美を表現するとなると必ずどこかに無理が生じて、つくられた現実となってしまう。空の色も、雨の降り方も、100%狙い通りのものは撮れないし、人工的に作り出さざるをえなくなる。

その壁を、新海監督はアニメーションによって越えていった。

まず見てほしい。ネタバレはまた今度

キャラクター設定や時間軸、音楽など他にもたくさん語るべきところはある。

でも、とりあえずまずは見てほしい。

僕は体の中の色々なところを撃ち抜かれた。心がドキドキした。

公開されて間もない作品だからネタバレを極力控えようと思うので、やばいとか凄いとか素晴らしいとか、そういう言葉でしか今のところは表現できない。

前述した通り、新宿でこの映画を見たことに、しかも、多くの人と同じ空間で熱気を共有したことに僕は意味があると思う。

リピートでまた観に行くので、内容に触れたレビューはまた後日。

今年見た映画で間違いなくナンバーワン。

良いです。
とても良いです。
大好きです。

★★★★★。

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