映画『ブラック校則』ネタバレ感想|圧巻の髙橋海人。中弥が授ける自由の翼

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こんにちは。織田です。

今回は2019年公開の映画『ブラック校則』を紹介します。

監督は『いちごの唄』の菅原伸太郎監督。出演はSexy Zoneの佐藤勝利さん、King & Princeの髙橋海人さんモトーラ世理奈さんといった面々です。

生徒を縛り付ける理不尽な“ブラック校則”をテーマにした作品でしたが、生徒たちの人物背景もしっかり描きこんだ素晴らしい作品でした!

  • 厳しい校則への感想
  • 軽妙な掛け合いと人物描写
  • 髙橋海人の圧倒的熱演

私自身の経験談も交えながら、今回はこの3つの点から『ブラック校則』の感想を書いていきたいと思います。

ネタバレを含みますので未鑑賞の方はご注意ください。



あらすじ紹介

光津高校では、髪型、制服、行動に至るまで厳しい規則“ブラック校則”が定められている。目立たない存在の小野田創楽(佐藤勝利)と正反対に騒々しい月岡中弥(高橋海人)は仲が良く、二人には気になる女子がいた。彼女は生まれつき栗色の髪を黒く染めることを嫌がっていた。創楽と中弥は、彼女のためにブラック校則を潰そうと立ち上がる。

出典:シネマトゥデイ

スタッフ、キャスト

監督 菅原伸太郎
脚本 此元和津也
小野田創楽 佐藤勝利
月岡中弥 髙橋海人
町田希央 モトーラ世理奈
松本ミチロウ 田中樹
上坂樹羅凛 箭内夢菜
三池ことね 堀田真由
七浦啓太 葵揚
漆戸丈士 水沢林太郎
東詩音 達磨
手代木先生 星田英利
田母神美南先生 成海璃子
森先生 吉田靖直
大田和先生 片山友希
校長先生 でんでん
清掃員のおばちゃん 薬師丸ひろ子

主人公の創楽は「楽しいを創る」と書いて「そら」と読みます。親友の中弥「ちゅうや」、生徒会副会長の樹羅凛「きらり」。本作品のヒロインとして描かれる町田希央「まちだ まお」です。

ドラマ版でさらに楽しく

『ブラック校則』は映画公開当時、日本テレビ系列でドラマ版が並行して放送されていました。同じスタッフ・キャストで全7話です。

今回私は映画を観た後にドラマを鑑賞してみましたが、映画で描かれた小ネタの伏線理解に深みが生まれてとても良かったです!かなり細かいレベルまで、丁寧に種明かししてくれます。笑

大田和先生(片山友希)のキャラはドラマ版、Huluオリジナルドラマで丁寧に掘り下げられています!

Huluで視聴できるので映画が気に入った人はいかがでしょうか。

もちろん映画単体だけでも楽しめます。その意味でも素晴らしい映画だと思います!

この後、本記事はネタバレ部分に入ります。映画をまだご覧になっていない方はご注意ください。



厳しい校則

以下、感想部分で作品のネタバレや展開に触れていきます。未見の方はご注意ください。

 

『ブラック校則』で主人公たちが通う光津高校では、さまざまな校則が課されています。
それを「厳しい」と思うのか、「それくらい我慢しようよ」になるのかは観た人次第だと思いますが、私にとっては前者でした。

校則の線引き

『ブラック校則』で描かれる校則には以下のようなものがありました。

  • 黒髪(そうでない場合は地毛証明書が必要)
  • ポニーテール禁止など髪型の規則
  • スカートの長さの規定
  • 化粧ダメ
  • アルバイト禁止
  • シャツのボタンは一番上まで留める
  • 制服での寄り道禁止
  • 携帯電話は登校後〜下校前まで先生が預かる

一つ目の「地毛証明書なき場合、黒髪以外は認めない」は、希央(モトーラ世理奈)に直接関わってくる部分で、創楽(佐藤勝利)が校則改正を求めて戦う一番の理由になっていました。

なお、2022年3月、都立高校では新年度の同年4月から下記の5項目が一律で全廃されました。

  • 頭髪の一律黒染め
  • 下着の色指定
  • ツーブロック禁止
  • 問題を起こした生徒の自宅謹慎
  • 「高校生らしい」といったあいまいで誤解を招く表現を用いた指導

(参考出典:朝日新聞

個人的にはこういう校則は厳しすぎると思うんですけど、なぜ校則を設定するかにも理由はあります。

黒髪規程や髪型の制限については、端的に言うと不良との関わりを防ぐためですよね。髪を染めていたり、ツーブロックにしていたりすると、それを「ルール」として規定しているコミュニティがある以上、ルールから逸脱していることになります。
いわゆる非行にはしる少年少女がそういう外見である割合が高い時代というのは確かに長かったと思います。今でもそうなのかもしれません。

放課後の寄り道禁止やメイク、スタイリング剤の使用禁止なども同じです。要は地味に目立たず、危ない人から目をつけられないようにしましょうという話。それが出来るか出来ないかという家庭的な状況による生徒間の差を防ぐ意味もあります。

携帯電話の校内使用禁止は、致し方ない気もします。スマートフォンの所持が当たり前となった現在、携帯の所持によってできることはガラケー時代やそれ以前に比べて格段に増えています。スマホを使用することによる危険性も増しています。

もし仕事場で常時スマホをいじっていたら同僚やお客さんに白い目で見られますけど、校内授業中の監視の目はクラスに先生の一つしかありません。それを管理するのは無理というもので、リスクを考えると光津高校のやり方もやむなしという気も。もし校内使用を禁じられたくなければ、生徒側が「授業中に使用しない」「リスクを伴う使い方をしない」という信頼を勝ち得るしかありません。

高校当時ガラケーだった自分からすると気の毒ではあります…

下着の色指定(白のケースが多い)の場合は謎です。色付きの下着だとブラウスから透けるからとか、高校生らしくないからとかいう理由がよく言われますが、ご存知の通り白という色はシャツからよく透けて見えます。逆に「白い下着をつけている」と視認できるほどに。

緩い校則の高校で育った話

教室の写真

出典:写真AC

校則が生徒の安全を守る側面がある一方で、生徒たちはそうやって厳しく一律的な校則に“縛られて”生活することへの息苦しさを当然覚えます。

映画や漫画、ドラマなどの題材に多く用いられていることからも、この国における高校生活というのは、人生で最も光り輝く時期の一つです。中学や大学とは比べ物にならないほど、「高校生活」は貴重なものとされています。

義務教育を終えてある程度の自立が認められ、人間関係も一新され、一生レベルの友達ができることも多いはずです。「地元」の外に通学する人も多いことでしょう。

部活に本気で打ち込みたい!とかもあると思いますが、高校に入る多くの人にとって高校生活とは、お金と行動とファッションに自由が認められている世界に映っていたと思います。

髪を染めたりパーマをかけたりメイクをしてみたり、放課後に寄り道したり。その自由度は、家と学校の往復で終わっていた中学までの比ではありません。

映画内でも中弥が「自由」を強調してましたよね。

個人的な話になりますが、私は高校を「校則の緩さ」で選びました。
進学した公立高校はとにかく校則が緩かったんです。

ブレザー、スカート、ズボンこそ学校指定でしたが、髪型自由、カーディガン、セーター自由、ネクタイやリボン、ソックス、コート、カバンなど全て自由。ブレザーの上着は校内では脱いでOK。ピアスOK。バイトOK。禁止事項はバイク通学くらいだったでしょうか。

カーディガンの代わりにトレーナーとかパーカーを着ていても問題ありませんでした。髪型に関するルールは校内生活ではなく、部活の大会出場時だったりとか、バイト先の就業規定に沿って黒くしている子が多かったです。

で、入ってくる生徒たちも校則自由に惹かれてくる子が当然多かったわけです。
ローティーン向けのファッション雑誌では「高校新生活」をテーマにした企画があった中、私たちの高校は高校デビューをするに相応しい環境でした。ドレッドも金髪もギャルも、多彩な人たちが制服を着て通っていました。

パーカーの画像

出典:Pixabay

だからと言っていわゆる荒れた学校だったかというとそうではなく、授業はおとなしく受けていましたし、いじめもありませんでした。自分と異なるグループに対する差別もありませんでした。校外でオトナな遊びをする人もいましたが、それが問題になることもありませんでした。

タバコを校内で吸っていたのがバレた子が停学になったくらいでしょうか…

あの自由な校風の中で、私自身もたくさんの格好つけ方を覚えました。似合う髪型、髪のセットの仕方、ネクタイの結び方、私服の選び方。そしてそういうファッションに興味がある、格好いい人たちとの関わり方。おしゃれな人たち、ギャル、オタク、引っ込み思案の子、運動部で頑張っている子、さまざまな子たちと仲良くなり、彼ら、彼女たちの世界を知ることができました。これは大学並みに多様だったと思います。

だからこそ『ブラック校則』みたいな校則の厳しいところでの学校生活を見ると、気の毒に思えてならないんですよね。校則の緩さと風紀の乱れは比例しないと思っています。

社会に出たら腐るほどルールがあるわけで、じゃあ自分の人生でいつ髪染めたりしたらいいの?って話にもなります。

ただ、そんな母校もここ数年で校則がぐっと厳しくなったようで、今では髪染めもパーマも、指定以外のリボンやネクタイも禁止になったらしいです。自由さをたっぷり享受していた身からすると、現役生に申し訳なくなりますね…。



軽妙な掛け合いと人物描写

『ブラック校則』を観ていて面白かったのが、登場人物たちの軽妙な掛け合いです。

特に創楽(佐藤勝利)妹・咲希(横溝菜帆)中弥(髙橋海人)兄・文弥(戸塚純貴)のシーンなどは、この兄妹よく喋るなァ…と苦笑していたところで主人公コンビの正論100%な返しが入って最高でした。ガチで吹きました。

吃音症を乗り越えてラッパーとして活躍する達磨さんが等身大で演じたや外国人労働者のグレイソン(ビーティー)コフィ(マーク・ドンコー)ジル(三浦ロディ)、そして井上(光石研)が織りなすラップバトルもまた見事でした。

会長の上坂樹羅凛は七五調

さらに極め付けは生徒会長の上坂樹羅凛(箭内夢菜)でしょう。

「私はルール、ないと不安よ」と話す生徒会長・樹羅凛。陸上部でも3000メートルを主戦場に頑張る彼女は、ルールや習慣に規定された生活を好んでいます。陸上ノートに記された1日のスケジュールは、左列の時間と右列の行動内容が寸分の狂いもなく綺麗にレイアウトされています。

そんな樹羅凛は、言葉が常に七五調。5・7・5・7・7の中からセリフを紡ぎ出してきます。マジでほぼ全てのセリフが5音か7音です。笑

映画で彼女が言っていたセリフをいくつか抜粋してみました。

きらりのセリフ
きらりのセリフ

希央(モトーラ世理奈)の幼少期の写真を取りに病院へ走った際も、息を切らせながら希央ママに「こんにちは、生徒会長・上坂樹羅凛、希央の写真を取りにきました」と自分のリズムを貫いてます。

ビートに詞を乗せるポテンシャルは、もはや東以上ではないでしょうか!?

ちなみにドラマ版の第2話は樹羅凛がメインとして描かれているんですが、ここでもほぼ全てのセリフが七・五調で紡がれています。徹底しています。

『ブラック校則』では、手代木先生やミチロウのような力ずくによる暴力に対し、Resistance(抵抗)を試みる主人公たちにとって大切な武器となったのは言葉でした。東や創楽の独演シーンはその最たるものです。
そのシーンに至るまでにの、登場人物たちが発する言葉の一つ一つに込められたリズムもまた、観ている私たちに強烈な印象を残すことで“武器”となり得ていました。

ただそれもある種必然で、『ブラック校則』では、菅田将暉と池松壮亮の駄弁り大傑作『セトウツミ』の原作者である此元和津也さんが脚本を担当。このクオリティにも納得です。

強そうな奴にも傷がある

さらに『ブラック校則』が良いのはキャラクターの描写です。

前述したドラマ版を併せて鑑賞するとより深みは増すんですが、映画単体でも十分に各々の人物背景がしっかりと描きこまれています。

例えば、生徒会副会長のミチロウ(田中樹)に腰巾着みたいについて回る七浦(葵揚)漆戸(水沢林太郎)は校内で幅を利かせています。学内カーストで言えば間違いなく上位です。

けれど七浦は野球部で、漆戸はバスケ部でそれぞれ活躍できない悩みを抱えていました。
七浦は強肩を見込まれて使われている一方、バッティングがてんでダメで、公式戦の打率.091(11打数1安打ってことですね)。漆戸もスリーポイントシューターを目指して練習に励んでいるものの、「ひたすらスリーポイント練習してる恥ずかしいアイツ?」と陰口を叩かれています。

校内では強者に見えても、その裏ではサイレントマジョリティから疎まれ、馬鹿にされる側なんですね。そしてそのヘイトを本人たちも感じている。虎の威を借りる狐的な彼らの“裏側”についても丁寧に描かれていました。

ちなみに七浦が所持していた衝撃の「チャリで来た」プリクラの背景については、ドラマ版第4話で明かされています。笑

成績優秀、品行方正な樹羅凛(箭内夢菜)にも闇があります。

彼女は3000メートルのタイムが出ず、部活で足手まといのような扱いをされていました。生徒会長という立場、彼女のリーダーシップから考えても反感、嘲りの対象になってしまうことは免れません。“持っている”人が失敗するのを笑う人たちはどこにでもいます。

クラスの姫的な存在である三池ことね(堀田真由)もそうです。希央や樹羅凛、さらには田母神先生(成海璃子)をもライバル視し、自分こそが一番だと疑わない彼女は、自分の評価を高めるために自演で虚しい自分アゲを行なっています。創楽に振り向いてもらえないあたりも報われません。

ちなみに恫喝パワハラ上等教師の手代木(星田英利)にも若干ですが、同情の余地があります。指導が簡単に“不適切”の扱いをされてしまう昨今、教師にできる範囲は決して広くありません。

SNS禁止の学校で

登場人物のそういった“闇”、また名もなき生徒たちの鬱屈した声を拾う場として登場したのが、校舎裏の壁に書き殴られた落書きです。

中弥(髙橋海人)の書き込みが発端となり始まった落書きは、次第にさまざまな生徒が苦しい胸の内をさらけ出す場となり、七浦や樹羅凛、東も書き殴っていきます。校則に対する不満も書かれています。もちろん匿名です。

この落書きが独特なのは、その書き込みに対して矢印を使ったリプが存在することです。実質掲示板です。

随分前に「学校裏サイト」というのが社会問題となりましたが、光津高校の壁はまさにそれです。真偽の入り混じった情報が雑多に書き込まれ、その多くはヘイトを生んでいきます。個人を特定した“投稿”も散見されます。

なお『ブラック校則』のツッコミどころとして、今の時代こういう悪口の垂れ流しをパブリックな場所で行うの?というのがあるんですが、光津高校は生徒のSNS利用が禁じられているため、掃き溜めの場をネット上ではなく、あそこの壁に設定しています。



髙橋海人が凄い

最後に月岡中弥を演じた髙橋海人さんへの感想です。本当に凄かったです。

登場人物の掘り下げが見事な映画と上述しましたが、中弥は完成度が段違いでした…!

創楽と中弥

この映画は登場人物の掛け合いが素晴らしいです。その中で大きな割合を占めているのが創楽(佐藤勝利)と中弥の会話でした。

この二人の対話だと、創楽の刻む会話のリズムというのは少しぎこちない場合が多いです。会話のキャッチボールを「1→2→3」と1ずつ進んでいく数字に例えると、創楽は「2」で返された返答を「3」で打ち返さずに詰まったり、「4」とか「5」で一足飛びの返答を返すことがあります。これはもちろん意図的なもので、創楽のロマンチストな一面を表しているとも言えます。

創楽の返しはともすればミスコミュニケーションになってしまう恐れがありました。でも中弥は即座に(時に食い気味に)適切な反応を返し、会話を詰まらせることがありません。それに加えてあの高密度の単語量を澱みなく発していきます。

適度なツッコミも返すことで、創楽の言葉が宙ぶらりんになることはありませんでしたよね。

他者の背中に翼を授ける

中弥のコミュ強ぶりは創楽相手にとどまりません。
抑圧からの解放、自由の獲得を標榜する中弥は、綺麗事をのたまう理想論者ともとられます。実際彼に対して反感を持つ人間の心情も描かれます。

それでも彼は敵対するかもしれない人間に対しても分け隔てなく、懐へと飛び込んでいきます。それを面と向かって拒否るだけの強さを持つ人間は多くありません。性善説で世界は変えられるのではないかとすら思わされます。

彼はなぜそこまで相手との距離感を縮められるのか。
それを考えると、常に彼は相手の言い分を聞き、その背中を押しているからです。まず相手の言葉を聞き、主導権を与えています。

作中で創楽と「翼をください」を歌うシーンがありましたが、中弥は偽善と取られようとも愚直に、目の前の誰かの背中に翼を与えていきました。

劇中の言葉を借りれば、「自分に許可を出してやれ」ですね

中弥はよく会話の最後に「な」と付け加えていました。この「な」も、「俺(中弥)の言っていることがわかるだろ」の念押しではなくて、「君は大丈夫だよ」と背中を押す相手本位の「な」です。あの「な」に創楽はどんなに勇気づけられたことでしょうか。

で、こうやって書いてきた通り中弥はとっても良いやつで、キャラ得と言ってもいいとは思うんですが、時にヘラついた憎めない中弥を表現するのって難しいと思うんですよね。

耳当たりのいいセリフの数々を言うことに一杯一杯になってしまうと、それこそ観る我々にとって「コイツ宗教家にでもなる気?」(壁に書いてあったやつです)になってしまうからです。綺麗事を言うだけ言って終わりみたいな感じですね。freedam、libartyなどとスペルミスする彼の隙も、わざとらしく映ってしまうかもしれません。

でも髙橋海人の中弥には、質量ともに高い濃度のセリフに加えて、対話相手を見るだけの余裕があります。その余裕は相手が自分を発現できるぶんのキャパに繋がり、観ている私たちに(中弥と話す)当人のキャラクターを深く刻み込むことに繋がっていくんだと思います。

 

今回は映画『ブラック校則』についての感想を紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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