映画『神は見返りを求める』ネタバレ感想|岸井ゆきのの二面性が凄すぎる件

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こんにちは。織田(@eigakatsudou)です。

今回は2022年公開の映画『神は見返りを求める』をご紹介します。

監督・脚本は『空白』、『さんかく』、『ヒメアノ〜ル』などの吉田恵輔監督。
主演には岸井ゆきのさん、そして『ヒメアノ〜ル』で好演したムロツヨシさんを据えています。

オリジナル脚本のこの映画は、吉田監督らしく、人間の持つ嫌なところを丹念に炙り出した作品でした。

胸糞だとか腹が立つとか、いろいろな表現があると思うんですけど、個人的には「不愉快」が支配する105分だったなと思います。
その不愉快を助長する主人公・優里を演じた、岸井さんの豹変するさまも見事でした。

ムロさんの演じる田母神が豹変するのが怖すぎる!!という触れ込みでしたけど、映画を見たら彼が豹変する理由は理解できます。

むしろ彼をそこまで追い込んだ人物の「豹変」が怖いと思いました。

この記事では、映画がもたらす不愉快感の理由と、“恩を仇で返す”優里の行動心理について感想を書いていきます。

作品のネタバレや展開に触れていきますので、未見の方はご注意ください。



あらすじ紹介

イベント会社で働く田母神尚樹(ムロツヨシ)は、YouTuberの川合優里(岸井ゆきの)と合コンで出会う。再生回数の少なさに頭を悩ませる優里に同情した田母神は、彼女のYouTubeチャンネルを見返りを求めることなく手助けする。人気が出ないながらも彼らは前向きに努力を続け、お互い良きパートナーになっていくが、あることをきっかけに二人の関係が大きく変化する。

出典:シネマトゥデイ

スタッフ、キャスト

監督・脚本 吉田恵輔
田母神尚樹 ムロツヨシ
川合優里 岸井ゆきの
梅川葉 若葉竜也
チョレイ 吉村界人
カビゴン 淡梨
印旛 田村健太郎
吉田美咲 青山ひかる
村上 栁俊太郎

優里(岸井ゆきの)と関わる役柄では、YouTuber役のチョレイとして吉村界人さんが、また田母神の同僚・梅川役として若葉竜也さんが登場。

若葉さんは『愛がなんだ』(2018)で、吉村さんは『太陽を掴め』(2016)で、それぞれ岸井ゆきのさんと共演しています。

『愛がなんだ』での若葉さんは好きな人との距離感に悩む男子を、『太陽を掴め』での吉村さんはギラギラとした一匹狼を演じており、『神は見返りを求める』とは違う表情が見れますので、気になった方は是非観てみてください。

この後、本記事はネタバレ部分に入ります。映画をまだご覧になっていない方はご注意ください。



映画のネタバレ感想

以下、感想部分で作品のネタバレや展開に触れていきます。未見の方はご注意ください。

 

最初にも書いた通り、『神は見返りを求める』では胸糞ともいうべき不愉快な感情がだんだんと私たちを支配していきます。

何に対して不愉快と感じるかといえば、優里(岸井ゆきの)の態度の変わりようですよね。「恩を仇で返す女」と表現されています。

当初は仲良く田母神(ムロツヨシ)と(手作り感満載の)動画投稿をしていましたが、ひとたびYouTuberとして成功を収めた彼女は唯一無二の協力者だった田母神を切り捨て、プロの人たちを仲間にしていきました。

その切り捨て方がまた不愉快でしたよね…

環境や立場の変化により「彼女(or彼)は私の知っている彼女ではなくなってしまった」絶望感を描いた作品は多いと思いますが、『神は見返りを求める』では、「私の知っている彼女」からの変化の際の立ち振る舞いにより、「絶望」や「嫉妬」よりも「怒り」だとか「不快感」が増す映画でした。

岸井ゆきのさんが演じた優里の、残酷なまでの豹変ぶりについて見ていきましょう。

素直なホワイト優里ちゃん

コールセンターで働く傍ら、配信者として動画を投稿する優里(岸井ゆきの)

暇つぶしの道楽ではなく、本気で成功したいと思っている優里は撮影から編集まで自前で頑張っていましたが、「Yurichan-channel」という彼女のチャンネルは登録者数も再生回数も伸びず、映画の作品紹介では「底辺YouTuber」と称されていました。心ないコメントも散見されます。

梅川(若葉竜也)をはじめとしたイベント会社の社員と開催された合コンでも優里の評価は芳しくなく、イタい子として扱われる始末。一方、その飲み会で優里を介抱した田母神(ムロツヨシ)は、彼女の理解者・協力者に名乗り出ました。

報われない優里は、他者からも自分自身からも可哀そうな人として見られていた節があります。自己肯定感も相当に低かったと思います。

そんな優里は田母神という協力者を得たことで、配信する上での負担が軽減。念願の凝ったテロップ入れもできましたし、編集作業を田母神に任せることで、企画を練ることに集中できるようにもなります。

決して数字が伸びるわけではありませんでしたが、二人は充実した共同作業を続けていきました。楽しそうな優里ちゃん良いですね。

撮影禁止のエリアで撮影を行なったり、違法な裏メニューをアップしたりと迂闊な面はあったにせよ、映画序盤の優里は素直で頑張り屋さんの“善人”に映ります。

序盤のホワイトな部分があったからこそ、後半の落差が田母神や観ている我々には不快でしたよね。



何をもって神なのか

優里(岸井ゆきの)は自分のプライベートを割いてまで動画投稿に協力してくれる田母神(ムロツヨシ)を「神」と呼びます。
また、田母神の同僚・梅川(若葉竜也)も田母神のことを、困っている人に手を差し伸べる良い人という文脈で「神」と表現していました。

ここで考えたいのは、「神」という言葉を形容詞的に使う場合の意味合いです。

優里のように、自分の投稿動画を手助けしてくれる田母神を表現する場合の「神」は、自分に利益をもたらす対象に対してのありがたみから生まれた言葉でしょう。
その利益の振れ幅、マイナスからプラスへの振れ幅が大きいほど、「神」の凄みは増していきます。

バイトのシフトを代わってもらったりだとか、試験前にノートを写させてもらったりだとかで、「神」と表現したことはないでしょうか?

のちに優里のビジネスパートナーとなるクリエイター・村上(栁俊太郎)に対して優里が使う「村神様」も同義です。村上の能力によって自分が利益を得ているからです。

今季(2022年)爆発的な活躍を見せているプロ野球・ヤクルトスワローズの村上宗隆選手を形容する「村神様」の場合は、使用者(ヤクルトファン)が受容する利益以上に「神がかったほどの活躍」という文脈がありますね。

一方で梅川が使う、困っている人を助ける「神」は少しニュアンスが異なります。そこに梅川自身の利益は関係しません。
「(自分じゃ絶対できない)施しを他者に与える存在」を傍観的に見た上での神様扱いです。

自分と「神」を明確に分け、「神」が施す助けは凄い、でも自分じゃやらない(=できない)けどね、という突き放す部分も含まれています。
だから梅川の使う「神」は賛辞や感嘆100%ではなく、「そんなことまでやらなくていいのに」というニュアンスも含まれています。

もちろん梅川も優里と同じように、田母神から直接的なヘルプをしてもらったこともあったとは思いますが、映画で描かれていた文脈は後者の方ですね。

優里ちゃんのブラック化

田母神と慎ましく動画投稿をしていた優里ちゃんでしたが、梅川を介して人気YouTuberの「マイルズ」と接触することに。

マイルズの二人は優里にどうすれば人気が出るかを提案してくれます。別の言い方をすると、今のままじゃ売れないよと、田母神と二人で運営しているYurichan-channelの現状を軽いディスとともに否定します。

成功者に指南された上、コラボもしてもらえることになった優里。チャンス到来です。

マイルズTV内の動画でボディペイントという荒業を行い、バズった優里は新しい仲間・クリエイターの村上(栁俊太郎)とともに、売れっ子YouTuberの仲間入りを果たしていきました。

村上のアドバイスのもとで撮影・編集される動画は洗練されたものになり、低いクオリテイしかもたらすことのできない田母神は不要になりました。
撮影現場でも田母神は冷遇されるようになり、のちに優里から訣別されます。用済みです。

売れたんだから分配金を少し欲しいと言った田母神に対して、優里があなたはもう関係ない人だから何を今さらと突き放したあたりから、状況は泥沼化。

田母神もチャンネルを開設し、互いが互いの悪行(と自分に映る行動)を告発しあう暴露動画量産アカウントへと、二人は変貌していきました。胸糞です。

個人間だけで勝手にやってろやという話ですが、個人間で埒があかないからこそ、優里と田母神は自分の正当性を表明するツールとしてYouTubeを用いていきます。

昨今の暴露系投稿者を見ると分かるとおり、自分が正義という前提で他人の粗をダシにする発信というのは数字が取れますよね。面白いからです。需要があるからです。
嫌いだけどつい見ちゃうっていう人も多いんじゃないでしょうか。

だから村上もゴッティーとの対立構造を執拗に煽ったんですね。金になるから。



何様だらけなのだけど

この映画では優里に限らず、自己中心的な行動をする人ばかりが出てきます。その行動が時に目に余るため、不愉快な感情を突きつけられることも往々にしてあります。

自己中というのは、その行動を通して何かしらの利益を自分が獲得するために、他者を大なり小なり傷つけることですよね。

映画内の登場人物が取った胸糞行動、それに伴って得られる利益を見ていくと、こんな感じでしょうか。

  • 優里:田母神の切り捨て → YouTuberとして成功するため
  • 梅川:相手に悪口を伝達 → 自分が優位な立場を取るため
  • 村上:田母神へのマウンティング → 自身のプライドの保持
  • マイルズ:危険な企画 → 再生数の獲得
  • 優里の元同僚:優里への陰口 → 自分たちのストレス発散
  • 覆面キッズ:田母神への暴行 → 自分に迫るリスクの回避
  • 田母神:優里の告発動画 → 自身の正当性の主張

自分の暴走から招いた罪を罪で隠そうとした覆面のガキの愚行はともかく、他の人たちが取った行動というのは皆さんの周りでもよく見られるものではないでしょうか。

この映画が恐ろしいのは、これだけ人の「負」の側面をじわじわと炙り出しながらも、「負」を犠牲にして得られる「蜜」の部分も垣間見せていることです。嫌な態度を取るだけの理由があります。

登場人物たちの露悪的な部分をあなたは全く持っていないと言い切れますか?と挑んでいるようにも見えますし、この映画自体がけっこう意地悪だと思いました。

田母神のセンスを不愉快な笑い方でディスり、さらには自分と違う考え方をした優里をもこき下ろした村上(栁俊太郎)の行動は、本職のクリエイターとして生計を立てている彼からしてみたらこの仕事舐めんなよって話。

元同僚が優里を裏でディスるのも、そういう存在を叩くことで彼女たちの溜飲が下がるからです。自分より下の人間がいると思えると安心するからです。
そもそも電話のオペレーターってストレス溜まる仕事ですからね。

売れっ子YouTuberになって退職する優里を見るのは、彼女たちにとって本当に腹立たしかったと思います。
優里が炎上した時もきっと元同僚たちはざまぁみろと陰口を叩いていたことでしょう。

人の悪口を伝達し、その場その場でつく立場を変える梅川(若葉竜也)も確かにクソ野郎ではありました。

「マジでブチギレかけましたよ」が梅川の決まり文句。こいつはとにかく相手と一緒になって(そこにはいない)悪口の根源側を叩こうとするわけです。

悪口を言ってるやつ、言われてるやつが1対1の関係のところに、梅川が「俺は悪口言われてるあなたの味方ですよ」って感じで加わり、2対1の数的優位を作りますそして必ず自分は「2」の有利な立場になるわけです。

これが終盤に優里と田母神を引き合わせたことで、「悪口の伝達役」としての機能がなくなった梅川は2対1の「1」側になって滑稽だったんですけども、マジでああいう人はよくいます。私の同僚にもいます。

梅川みたいな人がいるから、人の悪口・陰口を言うのはリスキーだと痛感するものの、こういうタイプの人はコミュニケーション能力が高いことが多いです。口が軽い(しかも盛る)という危ない部分を抱えながらも仲間外れにならないのは、そういう梅川みたいな伝達屋に需要があるからです。



暴走と革新の狭間で

翻って優里(岸井ゆきの)はどうでしょうか。

優里や村上、マイルズが、ボディペイントだとかモラルの欠けた企画で撮影をするのも理由があります。
再生回数を増やし、登録者数を増やすためです。

良い動画かそうでないかというのは、どれだけ再生されたかっていう数字によって決まります。

ユーザーがYouTubeの配信者に求めているのはどんなものなのか。振り切った企画だったり、今まで誰もやったことのないようなものではないだろうかと思案を重ねた上で、テレビなどでは出来ないようなコンテンツを、コンプラに忖度しないコンテンツを発信していくわけです。

優里は田母神と組んでいた黎明期の頃から需要のリサーチというのはきちんとやっていて、「(ダンスをする)PVの完全再現はまだ誰もやっていなくて」と言っていましたし、村上も「セルフボディペイントなんてまだ誰もやってないからね。絶対ウケるでしょ」と優里に勧めていました。

それが彼女自身を切り売りしているように映ったとしても、道義的にやばいんじゃないのと思われたとしても、バズれば勝ちなわけですね。

毒にも薬にもならないコンテンツは意味がなくつまらないものとされます。彼女たちが発信する動画は話題性とともにリスクを孕んでいて、炎上とも背中合わせです。
逆に言えば炎上というのは、多数の人の目に触れているっていう前提があります。

再生回数5回の動画に5件の批判的なコメントがついたとしても、それは炎上とは言わないですよね。

恩人を切り捨ててでも

売れなかった時代の恩人である田母神を切り捨てた優里の選択も、「恩を仇で返す」という表現が必ずしも的確だとは思いません。

立場や環境が変われば、自分をサポートする存在の質を変える必要があります。

それまではアマチュアの親にコーチをしてもらっていた選手が、より高いところを目指すためにプロのコーチを雇う、なんてことはよくありますよね。本業の片手間で動画編集をやっているようなアマチュアの田母神では限界があるから、優里はプロの村上を選びました。

そして田母神<村上の能力関係を示すだけの材料も、センスなんていう言葉だけじゃなくてしっかりと数字で証明されます。

動画配信をやっている友人がいるんですが、彼も優里と同じように、初期の立ち上げに尽力した共同作業者とは既に別れ、別のクリエイターに編集をお願いしています。何も珍しいことではありません。

問題は別れ方であって、優里の切り捨て方には田母神への甘え彼が今までやってきた功績への否定が高い濃度で含まれていたから不愉快だったわけですけど、「仇で返す」までは行っていないかなと個人的には思いました。

成功を知った人にとって、いわゆる下積み時代の「売れなかった頃」っていうのは、良い経験だったのかもしれません。けれどもう一度戻りたい原点かと言われれば別だと思うんですよね。

だから優里が残酷なまでに田母神を拒絶したのは、彼女が“あの頃”に戻りたくないことの表れとして理解できるんです。ムカつきますけどね。



優里ちゃんの二面性

この映画の肝は、やはり優里ちゃんの強烈な自己中ぶりでしょう。
ムカつくとか嫌いとかそういうレベルじゃなくて不愉快という言葉がふさわしいほどのものでしたし、映画序盤の“善人”からの落差が不快感に拍車をかけた気がします。

また、ここまで強烈なインパクトを残した優里の存在感というのは特筆すべきもの。それを可能にしたのは、やっぱり岸井ゆきのさんの力が大きいと思いました。

『神は見返りを求める』で岸井さんが演じた優里は、前半と中盤以降でその印象が豹変します。

映画序盤の底辺YouTuber時代は夢を追う清貧で謙虚な女の子でしたが、ひとたび成功の味を覚えると態度は一変。功労者を邪魔者扱いして切り捨てました。

ホワイト優里ちゃんとブラック優里ちゃんとでも表現しましょうか…

その二面性を岸井さんは態度や表情ではっきりと体現していくわけですが、特に口調の部分が見事です。

序盤は田母神さんに対してリスペクトを忘れておらず、ハイトーンで敬語使いをしていました。(個人的に岸井さんのこういう役回りを見るのは新鮮でした)

この段階で優里ちゃんに対して抱くのは、礼儀正しくて謙虚な、一方で脇の甘さも垣間見えるキャラクターです。その甘さもまた愛しく見えます。

翻って、バズった後の優里ちゃんは、田母神を違う世界の住人と見下して切り捨てました。リスペクトはもうそこにはありません。私にとってもうあなたは必要ないんですよっていう嘲りも込められていました。

生意気な口調で、悪意、敵意がたっぷりと含まれた表情と言葉で、かつての「神」との関わりを絶とうとします。

口角を意地悪に上げながら田母神を傷つけていく優里は凄まじかったです…

裏切られた失望感は嫌悪へと…

黎明期のホワイト優里ちゃんの頃は観る側に愛しく映った彼女の“隙”も、ブラック化してからは「あんなことしてた“くせに”どの口がそれ言うの?」という反感を持つフックになります。彼女への親近感を強める要素だったはずが、嫌悪感を増長する要素に変わっていきます。

この嫌悪感を構成する部分で大きいのは田母神や鑑賞者が優里ちゃんに「裏切られた」と感じる失望が大きいと思うんですけど、「裏切る」前には相手からの信頼をつかんでいる必要がありますよね。逆に「裏切った」あとはとことん嫌われる必要があります。

その必要な二面性をしっかり優里というキャラクターに色付けた岸井ゆきのさんはやっぱり凄かったと思いますし、彼女の新しい一面を見ることができたとも思っています。

これまでも悪戯(イタズラ)っぽい笑みでニマァと笑うキャラクターを魅力たっぷりに演じてきたとは思いますが、本作品の優里ちゃんの「笑み」は邪気なしの純白100%もしくは、悪戯から大きく悪意に針を振った「敵意」が剥き出しのものでした。

岸井ゆきのさんの魅力が詰まった代表作として、今後いろいろな人に紹介していきたいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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