映画『指輪をはめたい』〜3人の美女を選ぼう〜

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一週間ほど前ですが、11年の映画『指輪をはめたい』を観ました。

監督は岩田ユキ、主演は山田孝之。
原作は伊藤たかみさんの小説。



僕は小西真奈美派でした

山田孝之演じる製薬会社の営業・片山輝彦の三股交際を描いた作品。
とっかかりが非常に面白い。

三股の相手は小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴とまた素敵な女性揃い。
交際していたことの記憶を喪失してしまっているので輝彦の三股はとっても危なっかしいものになってしまっているんだけど、三者三様の美しさに、あーもうちょっと上手くやってる時代のも見たいな~と思ってしまう。

作品の中で意味を持つスケートリンクはどことなく非日常空間として描かれている。
そのスケートリンクが今はもう営業してなくて輝彦の幻想なのか、現実のものなのかは最後までよくわからなかったが、観る人に委ねるということなのでしょう。

スケートリンクの部分を除けば3人の女を同じ時間だけ扱って平等に結果を与える展開。モテキにも近いが、この3人の中で平等から格差を付けたら面白いだろうなと思った。
輝彦の同僚の名前が巣鴨、五反田、日暮里、田端…と山手線の駅の名前が綺麗に並んでるのも面白い。

珍しく山田孝之の演技云々に左右されないストーリー性のある作品。本作に限れば山田孝之はある意味没個性的。