映画『名探偵コナン 戦慄の楽譜』感想|坂井泉水さんの主題歌を忘れない

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08年の映画『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』を鑑賞。
山本泰一郎監督。タイトルの「戦慄」は「旋律」と引っ掛けたものである。

あらすじ紹介

高名な元ピアニストが経営する音楽アカデミー出身の音楽家ばかりを狙った連続殺人事件が発生。コナンたちは、元ピアニストが新たにつくったコンサートホールのこけら落としに招かれる。何者かに命を狙われた女性歌手を間一髪で救い出すコナンたちだったが、今度はコナンたちが犯人に狙われることに。さらにコンサート本番中にホールで大爆発が起こり……。

出典:映画.com

スタッフ、キャスト

監督 山本泰一郎
原作 青山剛昌
脚本 古内一成
江戸川コナン 高山みなみ
毛利蘭 山崎和佳奈
毛利小五郎 神谷明

他のコナン作品はこちら

『紺青の拳』
『ゼロの執行人』
『から紅の恋歌』
『純黒の悪夢』
『業火の向日葵』
『異次元の狙撃手』
『11人目のストライカー』
『漆黒の追跡者』
『探偵たちの鎮魂歌』
『紺碧の棺』
『銀翼の奇術師』
『迷宮の十字路』
『天国へのカウントダウン』
『瞳の中の暗殺者』
『世紀末の魔術師』
『14番目の標的』
『時計じかけの摩天楼』



音痴でも絶対音感

コナンの劇場版にありがちな爆弾魔による音楽教室の破壊から物語はスタートする。

容疑者は6人。
疑い癖のある僕は最初の爆発の被害者でもある河辺奏子を含めて考えていたが杞憂だった。

犯人探しとしてはなかなか面白いのだが、犯人の動機と秋庭玲子のツンデレなプロ意識がどうも噛み合っていなかったような気がする。
命を狙われているのにあえて一人でリフレッシュに出かけるだろうか?

本作のキーワードとなっているのが絶対音感。
主役級のキャラクターとなっている秋庭玲子がパイプオルガンに感じた違和感とコナンの違和感が一致する。

「へへー、ボク、耳はいいんだ!」

有名な話であるがコナン(新一)は歌がどうしようもなく下手くそである。

世の中の音痴よ、下を向く必要はありません。
絶対音感(に近いもの)を持っていても音程をとれない人もいるんだ!

子供にとっては敷居が高いかな?

本作では本格的な声楽女優、演奏者を擁して「アヴェマリア」、「アメージング・グレイス」といった名曲を豪華に使っている。

大人やある程度音楽の授業に興味のある生徒が観れば、心地よく耳を傾けるのだろう。

しかし2時間近い上映時間に加えて、謎解きにあまり時間を割かないことで普通の子供たちにとっては退屈に映るかもしれない。
何か独特なトリックを使っているわけでもなければ、前述したように動機にそれほど情状酌量が認められるものでもない。

蘭が思い出した新一との仲直りのエピソードは良かったが、少し引っ張りすぎ。
お約束の「新一…」は最後にしっかり出てきました。

エンディングはZARD。
坂井泉水さんの声に癒されて、本作のキャッチフレーズを思う。

この歌声を消させはしない。

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