劇場版コナン第1作の『時計じかけの摩天楼』を鑑賞しました。
97年、こだま兼嗣監督、高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平。

他のコナン作品はこちら
『ゼロの執行人』
『から紅の恋歌』
『純黒の悪夢』
『業火の向日葵』
『異次元の狙撃手』
『11人目のストライカー』
『漆黒の追跡者』
『戦慄の楽譜』
『探偵たちの鎮魂歌』
『紺碧の棺』
『銀翼の奇術師』
『迷宮の十字路』
『天国へのカウントダウン』
『瞳の中の暗殺者』
『世紀末の魔術師』
『14番目の標的』
シンメトリーホリック
何回も金曜ロードショーで観た作品だ。
左右対称厨・森谷帝二。
実に特徴的な顔立ち。第1作という絵柄の事情を差し引いても、彼の眉毛も目も髭も鼻も、全てが忘れられない。
逮捕されてからもあの傲慢不遜な態度。しかもあれでいて才能と腕前は確かなわけで、もう何とも不思議な魅力に溢れた犯人である。
その実力は製作サイドからも認められてたんでしょう。
新一やコナン、蘭に対しても髪型からして左右対称じゃないから嫌いなんだろうな。もちろん白鳥も。
そんな髪型で私の建築を語るナ!とか思ってそう。イギリス帰りを意識したのか森谷氏は結構カタコトでしたね。
記念すべき最初の「新一…」
あんな状況でも堂々と振る舞える蘭姉ちゃんは本当に凄い。
僕はこの作品でシンメトリーとソーイングセットという言葉を知りました。
そして何よりアツアツお惚気の初期蘭!最近薄れてきた「まったくアイツ…」的なニュアンスが色濃くあるし、電話の主導権も蘭姉ちゃんが握っているのも興味深い。
少年探偵団含めて、全てはここから始まった感が気持ち良いです!

「名探偵コナン/時計じかけの摩天楼」 (c)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS