映画『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』〜哀ちゃんが仲間になっていく〜

01年のコナン映画、『天国へのカウントダウン』。こだま兼嗣監督。
今年上映の『純黒の悪夢』に関連した作品として、前記事の『異次元の狙撃手』『漆黒の追撃者』と合わせて日テレプラスで放送していた。

他のコナン作品はこちら

『ゼロの執行人』
『から紅の恋歌』
『純黒の悪夢』
『業火の向日葵』
『異次元の狙撃手』
『11人目のストライカー』
『漆黒の追跡者』
『戦慄の楽譜』
『探偵たちの鎮魂歌』
『紺碧の棺』
『銀翼の奇術師』
『迷宮の十字路』
『天国へのカウントダウン』
『瞳の中の暗殺者』
『世紀末の魔術師』
『14番目の標的』
『時計じかけの摩天楼』

恋する歩美ちゃん

見立て殺人を利用したトリックに対する推理はそこまで…という印象。主役は少年探偵団と言っても過言ではない。

序盤で、歩美ちゃんと光彦くんが蘭姉ちゃんに恋の悩みを打ち明ける。歩美ちゃんは、コナンくんのことが好きなんだけどコナンくんは蘭姉さんのことが好きみたいなの…だから蘭姉さんには新一さんがいるってはっきり言って!と懇願。
いいですねえ。この初期な感覚。歩美ちゃんのおませさんぶりたるや。

光彦くんは歩美ちゃんのことが幼稚園から好きだったんだけど、最近灰原さんもいいと思って…とプレイボーイ発言。こいつも小学一年生の思考回路とは思えないな…実に結構。

二人の恋する伏線は終盤に上手く回収されるので、この作品は一種のラブコメと言ってもいいかもしれません。
哀コナも良いんだけど、歩コナも良いね!だって歩美ちゃんこんなにコナンくんのこと好きなんだぜ?
園子姉ちゃんに嫉妬する歩美ちゃん、可愛いいいい!

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出た!「ハワイで親父に…」

作品内でキーになりそうな黒の組織は、まだ大人しめの印象。
ジンとウォッカがシェリーを狙い行動するものの、単発の銃撃と爆発の連続。いや、十分過激か。
でも、まだこのあたりでは恐怖よりも不審者感が強いんだよなぁ。暗躍している感が。最近の仰々しい銃撃戦とは一線を画している。

謎多き女子から、帝丹小学校の一年生へと哀ちゃんがシフトチェンジしていく上でも大事な本作。哀ちゃんの立ち位置、少年探偵団の立ち位置、そして黒の組織の登場と劇場版にとって大切なファクターがたくさんある。
天国へのカウントダウン、そのカウントダウンとは何なのか、また誰によって刻まれるカウントダウンなのか。

前回レビューした『異次元の狙撃手』同様、タイトルの回収を上手に行っている作品である。
「コナンくん、どこで車の運転を⁉︎」
「ハワイで親……いや!」
ハワイで親父に運転教わった定型文が出てきますが、さすがに光彦たちの前では言えなかったね。少年探偵団が好きなので星5つ。

★★★★★。

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