映画『クラシコ』ネタバレ感想|日本で一番熱い「信州ダービー」の真実

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こんにちは。織田(@eigakatsudou)です。

サッカーで「ダービーマッチ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

近隣地域のクラブ同士の試合や、歴史的なライバル関係にあるクラブ同士の試合を主に指すダービーマッチ。

今回は日本のJリーグにおける、とあるダービーマッチに密着した映画『クラシコ』をご紹介します。

長野県の松本山雅FCAC長野パルセイロによる「信州ダービー」を扱ったドキュメンタリー映画です。

本記事では、以下のポイントに着目しながら感想を書いていきます。

  1. 世界や日本のダービーマッチ
  2. 映画に登場する2クラブの紹介
  3. 愛するクラブへの忠誠心
クラブを応援すること、育てていくとはどういうことなのか。熱量たっぷりの映画でした!

山雅サポーターやパルセイロのサポーターの方はもちろん、Jリーグを愛する様々な方に観ていただきたい素晴らしい作品でした。

2021年7月時点で、ヨコハマ・フットボール映画祭オンラインシアターでもレンタル配信で鑑賞することができます。(視聴期間72時間。600円)

この後、本記事はネタバレ部分を含みます。映画をまだご覧になっていない方はご注意ください。



信州ダービー

サッカーが好きな方は「ダービーマッチ」と聞くとどんなカードを想像するでしょうか?

レアル・マドリードとバルセロナの試合や、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティのダービーマッチなどが有名ですが、世界と日本の主なダービーマッチを紹介します。

エル・クラシコレアル・マドリード×バルセロナ(スペイン)
ノースウェストダービーリヴァプール×マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
デア・クラシカードルトムント×バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
イタリアダービーユヴェントス×インテル(イタリア)
ル・クラスィクパリ・サンジェルマン×オリンピック・マルセイユ(フランス)
マージーサイドダービーリヴァプール×エヴァートン(イングランド)
マンチェスターダービーマンチェスター・ユナイテッド×マンチェスター・シティ(イングランド)
ビッグロンドンダービーアーセナル×チェルシー(イングランド)
マドリードダービーレアル・マドリード×アトレティコ・マドリード(スペイン)
ルールダービードルトムント×シャルケ(ドイツ)
ミラノダービーACミラン×インテル(イタリア)
ローマダービーASローマ×ラツィオ(イタリア)
大阪ダービーガンバ大阪×セレッソ大阪
横浜ダービー横浜F・マリノス×横浜FC
さいたまダービー浦和レッズ×大宮アルディージャ
静岡ダービー清水エスパルス×ジュビロ磐田
多摩川クラシコ川崎フロンターレ×FC東京

今回ご紹介する映画『クラシコ』でフィーチャーされるのは、松本山雅FC(J2リーグ・2021年現在)とAC長野パルセイロ(J3リーグ・2021年現在)の「信州ダービー」

長野県にホームタウンを置く両クラブの激突する信州ダービーとは、どれほど特別な一戦なのでしょうか。見ていきましょう。

松本山雅と長野パルセイロ

まずは二つのクラブの基本情報からです。2021年現在、松本山雅はJリーグの2部リーグに相当するJ2リーグ、長野パルセイロは3部リーグに相当するJ3リーグに所属しています。

映画『クラシコ』は、両クラブがさらに下のカテゴリーの地域リーグに在籍していた2009年のものです。

松本山雅FC

ホームタウン:長野県松本市ほか
クラブカラー
ホームスタジアム:松本平広域公園総合球技場(アルウィン)
クラブ創設:1965年。クラブ名の由来は喫茶店。
カテゴリー(2021年時点)
北信越リーグ:1975年〜2009年
JFL:2010、2011年
J1:2015年、2019年
J2:2012年〜2014年、2016年〜2018年、2020、2021年

松本山雅FCはJ1に過去2度昇格(2021年時点)したクラブ。通称「山雅(やまが)」

松本を舞台にした映画『orange』にも登場します!

松本山雅の見どころは何と言っても、チームを支える熱いサポーター
映画『クラシコ』では、北信越リーグのレベルを凌駕した観客動員数、応援の迫力が映し出されています。

AC長野パルセイロ

ホームタウン:長野県長野市ほか
クラブカラーオレンジ
ホームスタジアム:南長野運動公園総合球技場(長野Uスタジアム)
クラブ創設:1990年。長野エルザサッカークラブから2007年に現チーム名に名称変更。
カテゴリー(2021年時点)
北信越リーグ:1990年〜2010年
JFL:2011年〜2013年
J3:2014年〜2021年

2014年からJ3の舞台で戦う長野パルセイロ。ACはアスレチッククラブの略です。

JFL時代の2011年を最後に、松本山雅と同じカテゴリーでの対戦はありません。
映画『クラシコ』では北信越リーグの舞台では最後となる、松本とのダービーマッチが描かれています。

長野県で最も人口が多い長野市に本拠地を置く長野パルセイロと、2番目に人口の多い松本市松本山雅

同じ県内のクラブが戦う静岡ダービー(清水、磐田)や、千葉ダービー(千葉、柏)、福岡ダービー(福岡、北九州)は県の名前がダービーマッチに付きますが、なぜパルセイロと山雅の一戦は「長野ダービー」ではなく「信州ダービー」なのでしょうか。

長野、松本両都市の歴史を見ていくと、その疑問が少しずつ解けていきます。

松本 vs 長野の関係

長野県と筑摩県

明治時代に行われた廃藩置県で、現在の長野県は北部の「長野県」南部の「筑摩県」に分かれていました。旧長野県の県庁は長野市、筑摩県の県庁は松本市でした。

1876年、「筑摩県」の飛騨高山地方が岐阜県に併合され、筑摩県自体も「長野県」に合併されて現在の長野県となりました。
筑摩県の廃止です。

この併合の直前には筑摩県松本の県庁舎が火事で焼失。この混乱もあり、「長野」が新生・長野県の県庁所在地となり、県名も長野県となりました。
その後、現在に至るまで県庁は長野から動いていません。

映画『クラシコ』では、対抗意識、敵対意識は長野側からはそんなあるわけじゃないんだけど、松本側が強く持っている、といった叙述も出てきました。

長野ではなく、信州

「長野ダービー」は違う。「信州ダービー」だ

映画『クラシコ』ではこのような言葉が出てきます。
松本側からの発言になりますが、簡単に言うと「長野」とは県の総称ではなく、長野市を中心とした地域のあたりを指す言葉ってことです。

県の総称としては信州とか信濃とか、昔の呼び方を用いています。

ちなみにバスケット(Bリーグ)は信州ブレイブウォリアーズ、野球(BCリーグ)は信濃グランセローズという名称で活動しています。
国立の大学も信州大学です。

長野県は全国で4番目に面積が大きい県ですが、長野、松本などに大別された10の広域(長野県ホームページ)に分かれます。

もう少し大きく区分すると、長野などの北信、上田や軽井沢などの東信、松本を中心に南北に広い中信、茅野、諏訪、飯田などの南信と4つに分かれています。

北部、中部、南部の3つに南北で分けると、長野は北部、松本は中部に当たります。
映画内でも曇天の長野市、晴天の多い松本市と、気象の違いについても触れられていました。

町の成り立ちも、門前町の長野と城下町の松本では異なります。
気候や文化の違い、それもまた地域固有のアイデンティティ、ひいてはライバル関係に繋がっていきました。

「クラシコ」というネーミングも、松本と長野の関係を聞くと決して大げさではないと思うんですよね。

2009年の北信越リーグ

映画内のサッカーの話に移ります。

この映画が撮影された2009年、松本山雅と長野パルセイロは、ともに北信越地域リーグ1部に所属していました。

Jリーグのピラミッド

日本サッカーの構造

日本サッカーはJ1リーグを頂点にJ2、J3、JFL…とピラミッド構造になっており、地域リーグはJFLの下のカテゴリーです。
2009年はまだJ3リーグが発足していなかったので、J1→J2→JFL→地域リーグと、4部相当のカテゴリーになります。

いわゆる「Jリーグ」というのは「J1」と「J2」、「J3」のカテゴリーで、「Jリーグ」参入を目指すクラブがJFL昇格を狙う構図です。

金沢も同じカテゴリーに

2009年の北信越リーグ1部を戦ったのは下記の8チーム。

  • AC長野パルセイロ(長野県)
  • 松本山雅FC(長野県)
  • F.C.上田ジェンシャン(長野県)
  • JAPANサッカーカレッジ(新潟県)
  • グランセナ新潟FC(新潟県)
  • ヴァリエンテ富山(富山県)
  • サウルコス福井(福井県)
  • ツエーゲン金沢(石川県)

Jリーグをご覧になっている方はお気づきかと思いますが、2021年現在J2リーグに属しているツエーゲン金沢も北信越リーグに所属しています。

長野パルセイロ、松本山雅、JAPANサッカーカレッジ、ツエーゲン金沢の4強と映画内では紹介されていました。
優勝チームが、JFL昇格へとつながる「全国地域サッカーリーグ決勝大会」への出場権を得ることになります。狭き門ですよね。

将来的にJリーグ(J2)参入を狙う松本金沢長野はこの「JFL昇格」が大きな目標でした。

結論から言うと2009年、松本山雅と長野パルセイロはともに北信越リーグで優勝することができず、全国地域サッカーリーグ決勝大会へ出場することはできませんでした。

ただし、それとは別ルートの「全国社会人大会」という大会を勝ち抜いて「全国地域サッカーリーグ決勝大会」に出場を果たした松本山雅は、結果的にJFL昇格を果たします。

簡単に言うと、敗者復活戦から勝ち上がった形ですね!

2009年の選手たち

映画『クラシコ』では、地域リーグとはいえ、Jリーグを長く見てきた人にとっては懐かしい名前が登場します。

長野パルセイロは、1997年のワールドカップアジア予選で日本と激闘を演じたイラン代表を率いていたバドゥ監督が指揮をとり、コーチには横浜フリューゲルスや柏レイソルで活躍した薩川了洋さん

また松本から長野へ2008年に移籍し、映画内で象徴的に取り上げられたMF土橋宏由樹選手はヴァンフォーレ甲府でも長くプレーしており、甲府サポーターにとっても馴染みのある選手だと思います。

他にも柏レイソルなどでかつてプレーしたGKノグチピント・エリキソン選手や、横浜FC、ジェフユナイテッド千葉でも活躍したFW要田勇一選手の名前も。

パルセイロはアタッカーの選手たちの高い攻撃力を武器に、サイドからガンガン崩してくる積極的なスタイルでした。

一方の松本山雅は、セレッソ大阪や湘南ベルマーレで活躍したFW柿本倫明選手が背番号10。

2016年の現役引退まで松本に所属することになるDF鐡戸裕史選手が加入したのも2009年6月のことでした。双子の兄(容平選手)を持つMF大西康平選手や、F・マリノスユース出身のFW木村勝太選手を記憶されている方もいるかもしれません。

また、チャント(応援歌)のお披露目が映画で紹介されているFW小林陽介選手は浦和レッズ出身。応援歌の原曲はマキシマムザホルモンの「恋のメガラバ」でした。懐かしいです。



クラブを育てる喜びと苦しみ

映画『クラシコ』は主に松本山雅FC側に密着し、山雅の2009年シーズンを切り取った作品です。

ただし、2009年のチームの戦いを振り返るという部分よりも、サポーターやクラブスタッフのコメントから、松本山雅が自分たち(松本の人たち)にとってどんな存在なのか、を描いた側面の方が強かったんです。
これは長野パルセイロ側も同様ですし、F.C.上田ジェンシャンも同じです。

Jリーグが好きな人、愛するクラブを応援する人にとっては、とっても共感できる熱量のこもった映画だと思います。

ゴール裏の数人から始まった

松本山雅のサポーターをリードするのは「ULTRAS MATSUMOTO」(ウルトラスマツモト)

松本山雅が本格的にJリーグ入りを目指す契機となったのは、2002年日韓ワールドカップのパラグアイ代表キャンプ地に松本市が選ばれ、現在のホームスタジアム・アルウィンが作られたことです。

フリーキックを蹴るGK・チラベルト選手を思い出す方もいるのではないでしょうか?

2004年、クラブの運営法人「ASP」が発足し、本腰を入れてJリーグ参入を目指していくわけですが、「ウルトラスマツモト」はその少し前から、松本山雅を市民に根付かせようと草の根レベルで呼びかけを行なっていました。

2009年時点で松本山雅は北信越リーグのレベルを遥かに凌駕した観客動員力を誇っていたものの、それより前の草創期はゴール裏にサポーター2人だけとか、そんな時期も当然あったわけです。
地域リーグとしては全く珍しくありません。

仲間を増やすために、サポーターたちはあらゆる手を尽くします。友人を誘ったり、宣伝をしたり、ボランティア活動も行なったり。
そうして賛同者が増え、サポーター、クラブは大きくなっていきました。

話を聞くと、正直羨ましかったですね。
僕自身は昔から浦和レッズを応援していますが、物心ついたときには既にレッズは人気クラブとして地位を確立していました。

余談ですが、映画内で浦和レッズと阪神タイガースは「弱いときにもお客さんを呼べた、本当の意味での根付き方」をしているチームとして例示されています

だから自分は、イチから町にチームを作り、根付かせていく、っていう喜びと苦しみを知らないんですよね。

Jリーグは地域密着を謳っていることもあり、今ではたくさんのクラブが各地に存在しています。ただし、そこで本当に町の文化として、町の誇りとして根付いているクラブは決して多くはありません。
松本山雅は間違いなく大成功の例になります。

地域への忠誠心

「松本 vs 長野」の対立構造でも触れましたが、松本市は人口規模としても、行政上の県庁としても、長野市に次ぐ第二都市の位置付けでした。

「松本ってあんま誇れるものなくて。山雅がJ目指してたら全国行けるじゃないですか」

映画内では山雅サポーターがこのように心情を明かします。

山雅の存在は、松本の人々にとって地域の象徴たり得るものになりました。地元のアイデンティティを呼び覚ます存在になりました。
もちろんそこに至るまでは様々な苦労があったとはいえ。

横浜とか大阪のような大都市のクラブにしろ、地方都市のクラブにしろ、Jリーグの応援の良いところって、地域名を声高に叫ぶことができる点だと思うんですよ。

「鹿ッ島アントラーズ!」や「うらーわレッズ!」、「川崎フロンターレ!」をはじめ、各クラブにチームコールという応援が存在します。
同様に山雅は、ドドンドドンドン、という太鼓に続けて「まーつもとやまが!」と叫ぶわけです。

自分たちの町をこんな大きな声で叫び、誇示する機会なんてそうそうないです。

映画のワンシーンで、「現代はローカルのアイデンティティが弱まり、ロイヤリティ、地域への忠誠心を発現できる場がない」と描写がありました。

Jリーグのクラブは間違いなく、それを発現できる受け皿ですよね。

サポーターのロイヤリティ

ファン・サポーターの誓う忠誠は地域だけではなく、クラブに対しても同様です。

Jリーグの応援では「俺たちの〜」とか、「我らの〜」とか、「ともに戦おう」とか、こういった表現がよく出てきます。

チームを「俺たちの」と所有化する表現は、サッカー観戦に馴染みのない方だと結構刺激的に映ると思いますが、ファン・サポーターにとって応援するクラブとは自分の生き甲斐であり、誇りであり、愛するクラブに人生の全てを乗せている人だっています。
サッカーに限ったことではないですが。

漫画『GIANT KILLING』では、サポーターズグループのリーダーがこんな言葉を発しています。

「連敗でバス囲んだり こうやってイチャモンつけてきたり あんたらにとっちゃ厄介な連中だって認識しかないかもしれないけどよ…」
「これでも俺達はチームの為だと思ってやってんだ」

出典:『GIANT KILLING』25巻 #241

そのリーダーに対し、クラブの監督はこう告げます。

「俺達はボール蹴っとばすのが仕事。それで金貰ってるけどさ」
「こいつらは違う。自分の金と時間を費やして ホームゲームでスタンドを埋めるどころか…アウェーまでかけつけてクラブや選手の名前を叫んでくれたりしてんだぜ?」
「そんなこと普通できる?なかなかできねえよ」
「クラブのことを心底愛していない限り なかなかできることじゃねえよな?」

出典:『GIANT KILLING』25巻 #242

映画『クラシコ』に登場するサポーターの方々に流れているのは、クラブへのこういった愛と熱量です。

ファン・サポーターをやってると、正直つらいことのほうが多いと思うんですよ。
試合に負けたら悔しいし、しんどいし、ともに戦った選手が移籍や契約満了でチームを去ったら悲しいし。

全部の試合勝つチームなんてほとんど無く、うまくいかないことはたくさん出てきます。

それでも、つらいことばかりでも何故応援するのか?どうしてスタジアムへ足を運ぶのか?

その答えの一つが『クラシコ』にはあります。

松本山雅のサポーターでも長野パルセイロのサポーターでもない自分にとっても、物凄く響いた映画でした。正直ちょっと泣きました。

コロナの影響で声出しできない現状も相まって、サポーターの声が染みましたね…

映画内で、松本山雅のサポーターリーダーとクラブの首脳は、ホームスタジアム「アルウィン」に20000人が入ったら最高だねという夢を語ります。

映画の舞台となった2009年から10年後、山雅は実際にJ1リーグでホームゲーム史上最多の入場者数19744人を記録しました。
参考資料:松本山雅FC「ホームゲーム歴代最多入場者数(19,744人)更新のお知らせ」

夢は実現するんですね。

 

サッカーファンの喜びと苦しみと誇りがギュッと詰まった『クラシコ』

是非是非ご覧になってみてください!

2021年7月時点で、ヨコハマ・フットボール映画祭オンラインシアターでもレンタル配信で鑑賞することができます。(視聴期間72時間。600円)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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