映画『レ・ミゼラブル〜les Miserables〜』

こんばんは。

昨日、映画『レ・ミゼラブル』を観に行ってきました。本年初映画。
原作はヴィクトル・ユゴー、これまでミュージカル、映画として上演、上映されてきた大作。ゴールデングローブ賞でも3部門で栄冠に輝いた。高い評価はもちろんのこと、それ以前から、予告編で見た、コゼットの幼少期役・イザベル・アレンの姿に胸を打たれて気になっていました。

恥ずかしい話ながら、僕はレミゼの予備知識が全くなく、ミュージカルというものもこれまで観たことがありませんでした。しかも、一昔前に話題になったいわゆる世界史履修漏れに該当して、激動のフランスの背景についても知らずにおりました。

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歌っている、いや、語っている

さて、幕が上がる。
囚人たちが歌う。歌っている。
ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)がジャベール(ラッセル・クロウ)に呼び止められる。まだ歌は続いている。いや、台詞が旋律に乗っている。
この映画は歌うことによって語られていくとわかったのは、少々遅かった。

撮影現場で直に歌ったという収録も、歌声もすべてが圧巻。伸びのある声で語られる英語は僕の耳でも少々は理解できた。
開始10分ほどで早くも涙がぽろり。アン・ハサウェイのファンテーヌにぼろり。コゼットのイザベル・アレンにぽろり。

ストーリーで言えば、バルジャンに対してはそこまで感情移入できなかったが、フランスの市民の叫びに胸を打たれ、ABC友の会の気概、咆哮に涙が止まらなかった。アンジョルラスを演じたアーロン・トヴェイトは本当にかっこよかった。

言葉が突き刺さる

繰り返すが、ミュージカル調の作品を観るのは初めて。旋律に乗せて語られる事で、言葉が突き刺さってくるような感覚で、作品を覆うスケールとともに、僕の今までの規格から外れていた。もしも、レミゼの予備知識がなく、ミュージカルを観た事がないという方がいたら、ぜひご覧になって欲しい作品である。そして、感想を伺いたい。

ストーリーの印象は善、悪、必要悪、法といった宗教色が強いということ。そういう意味では日本人にはわかりづらかったかもしれないが、自ら、または周りの誰かを重ね合わせることのできるキャラクター、場面は必ずあるはず。また、ミュージカル調なので当たり前だが、回想シーンがなくすべてが現在進行形だった。こんな作品もまた、久しぶり。

予備知識とは異なるが、先日宝塚歌劇のベルサイユのばらを観る機会があった。何となくあの時代のフランスについてイメージはゼロではなかったと思う。でもあとで調べたら時代がベルばらとレミゼでは結構違うみたいですね。無知って恐ろしい。

そんなこんなで、まぁ何度も涙がぼろぼろでした。民衆の歌、そしてそれを歌うアンジョルラスやガブローシュに感動し、射抜かれました。

評価をつけるとすれば★★★★★ですが、そういう範疇を超えたインパクト。また観に行こうと思います。

再訪、そして…

結局この後、計3回見に行きました。
もうさすがにボロボロ泣いたりはしないし、たいがいセリフもわかっているので淡々と観てましたが、やはり

民衆の蜂起のところでぐらりと心が動き、

アンジョルラス!ガブローシュ!!

レッド、ブラックの歌に続く民衆の歌に体の奥から揺さぶられました。

Do you hear the people sing?
Singing the song of angry men ?

戦う者の歌が聞こえるか?

高揚感、重厚感、悲壮な決意、レボリューションに込められたすべてが、文字通り僕の鼓動がドラムと響き合いました。

やっぱ何度観ても壮大なラストはすごい。召された者の世界とはわかっていてもすごい!

いつかミュージカルも観てみたいなぁ。

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