映画『ひゃくはち』〜高校球児のリアル〜

昨夜は仕事が終わってから家で映画『ひゃくはち』を観ました。

08年、森義隆監督。斎藤嘉樹、中村蒼、高良健吾。

レギュラーになるために

野球の強豪校でベンチ入りを目指す選手たちを描いているんだけど、非常に観やすくて感情移入しやすい、若者向けの映画。僕は高校で部活をやっていなかったからガチ部活というものを知らないけど、きっと強豪校ってこんな雰囲気が無きにしもあらずなんじゃないかなと思った。

--「あなたにとって高校野球って何?楽しい?」

「楽しくはないです。苦しいだけです」

 

--「じゃあ、試合に出れないのに、何のためにやっているの?」

「それがわかるのは最後までやり通してからじゃないんですか」

 

「夏の大会のスタンドには、3年間頑張って来たけどグラウンドに立てないやつがいる。誰かレギュラーのやつが死んだら、出れるのに。そう思っているやつもいることを知ってください」

 

応援団やら、偵察役やら、役割は決められているように見えても、みんな試合に出たいと思っている球児には変わりない。

友達にとある野球名門校だった子が二人います。彼らがこの映画を観たら共感するかな。ぜひ聞いてみたい。

ワンシーンのカットは長いし、役者の演技も拙いけれど、とにかく美化されがちな高校野球の現実を伝えようとみんなが一生懸命な姿が感じられました。

ROOKIESよりもよっぽどちゃんと野球やってました。

※誤解がないように言っておくと僕はROOKIESも大好きです。

人によっては、映画としては魅力がないという人もいるだろうけど、僕はすごくいい映画だったと思います。

有名な話だけど、ひゃくはちとは煩悩の数であり、ボールの縫い目の数。

リアル高校球児、ここにあり。

神奈川の強豪校がモデルなのかな。

評価は★★★★★。文句なし。