映画『あの空をおぼえてる』〜広田亮平と吉田里琴を抱きしめたい〜

昨日は夜に08年の映画『あの空をおぼえてる』を鑑賞しました。冨樫森監督。ジャネット・リー・ケアリーの児童文学が原作。



■信じられないくらいに愛おしい

主演は竹野内豊のものの、実質的には子供役の広田亮平くん、吉田里琴ちゃんが主役。この二人の演技は本当に素晴らしかった。

ストーリーに触れると、妹のエリナ(吉田)を目の前の事故で亡くしたエイジ(広田)がその現実を子供の視点から見つめていくもの。
エイジの気丈なふるまい、亡き妹への問い掛け、台詞、全てが完璧。娘を失った両親の穴を埋めるために思索にふけり、自分の存在価値を問い、この年齢でここまで考えられる子がいるのかと驚嘆するとともに心がグサグサと押し込まれる。

父親役の竹野内豊を凌駕していた。広田くんには150点をあげたい。

エリナを演じた吉田ちゃんは、おてんばな子でとにかく可愛い。半端なく可愛い。伸びやかな躍動感、ハキハキした台詞と、演技も素晴らしくて可愛い。こんな天使を失ったら、それは苦しい。

こちらも150点。

大人はというと、父親役の竹野内はまぁ及第点。もう少し臆病なニュアンスが出ていてもよかったんじゃないかな?

母親役の水野美紀は良かった。最近見ないけど、昔(00年代初頭)に比べて落ち着きが出た気がする。台詞を言わない無言の間をすごく上手に使っていた。これは撮り方がいいのかもしれないけど。

舞台の岐阜も綺麗だったし、映像も上手かった。ラストシーンは感動の涙がこぼれた。
奇跡の傑作。広田くんと里琴ちゃんを抱きしめてあげたい。★★★★★。

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