映画『アヒルと鴨のコインロッカー』〜伊坂×中村の王道〜

映画『アヒルと鴨のコインロッカー』を観ました。原作伊坂幸太郎×中村義洋監督の黄金コンビ。

『フィッシュストーリー』や『ゴールデンスランバー』も観ていたので今回はどうなるかと。

エンドロールまで気を抜くな!

小説は既に読んでいていい作品だなと思ってたんだけど、映画も素晴らしい。
まず、瑛太の演技。原作の河崎のミステリアスなイメージを壊すことなく最高の演技だった。
中村組おなじみの濱田岳は視聴者(読者)の代役をこちらも目立ちすぎず埋没しすぎず上手に演じていた。

原作からバッサリとカットしているところもあるけど、これはこれで2時間弱の制約の中で筋が通っていていい。『フィッシュストーリー』は逆に短い作品からよくあそこまで膨らませたなという印象。どちらにせよ、制作者側の勝利。

作品の肝となるミスリードのギミックも丁寧にわかりやすく表現していた。前述の演出面も含めて、中村監督なりの伊坂ワールドが確立されていて、それはエンドロールの役柄名などからも垣間見ることができる。

岡田将生がちょい役で出てくるが、重要人物と比べると見劣りした。

シンプルだけど伏線たっぷり。そして瑛太にひたすら引き込まれる。面白い作品でした。原作もオススメ。
評価は★★★★★。

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