映画『ソラニン』〜青春系大学生活〜

先ほど10年公開の映画『ソラニン』を鑑賞。主演は宮崎あおい、三木孝浩監督。

大学生のバンド仲間(サークル?)が、卒業(していない者もいるが)して2年後、それぞれが現状への不安を抱き、バンドを一つの拠り所にして、自分の何かを変えたり、消化しようとする話。

スポンサーリンク



キュンキュンしちゃおう

宮崎あおいに高良健吾という実力、容姿ともに高いレベルの共演で、僕の周りでは評価が高い作品だった。

芽衣子を演じるあおいちゃんはやはり可愛くて、もう全ての台詞が(特にああいうタイプを好きな)男子にはたまらんだろうなというくらいにハートをずっきゅんずっきゅん射抜くものだった。
本能的に計算されたものなので何も言えません。ただ射抜かれるだけです。

大学生の宮崎あおい。可愛い。(C)浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治

種田を演じる高良健吾はいかにもな厨二っぷりが青く、また芽衣子のことを大体さん付けで呼ぶので、たまに呼び捨てする時にはっとする。
ああいう呼び方の変化はリアルに即していて好き。

和泉多摩川を中心とする風景も非常に趣があってよろしいので、青春映画を撮るには素晴らしいロケーション。
河川敷で野球少年を見つめながら、芽衣子が昼間からビールを飲むシーンがあるけど、夏とかは僕もたまに日焼けがてらやってた。多摩川じゃなくて荒川だけど。

この作品を心から楽しめるかどうかは、音楽に対しての情熱や感動があるかないかに依るところが大きいと思う。

バンドをやっていた人はもちろん、精通している人は、バンドが持つ魅力、精神的な絆とかも含めた魅力をわかるだろうし、音楽に対してそこまで執着がない人はただすげーな、で終わるんじゃないかな。

(C)浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治

僕は後者なのでバンドというものの持つ力にそこまで感情移入できなかった。
でも、同じく宮崎あおい主演の『少年メリケンサック』よりは奏でる音楽に体温を感じたし、作り手側が自己満足ではなく見る側に伝えようとしている姿勢はわかった。

それを理解できるか否かは僕の器次第。

原作があるものなので撮る人間の責任ではないけど、ストーリーとしてはあまり好きな類のものではなかった。
あと砂浜で花火をして警官に追い掛けられて逃げるシーンがあったけど、片付けろよ!って柄にもなく思ってしまった。

花火が散らかっていたのは残念(C)浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治

砂浜で夜に花火をやるのって学生時代は特に憧れるし、条例を知らんぷりしてみんなやったと思うけど(僕ももちろんやってた)、あれね、ちゃんと片付けないと次の日の朝に酷いことになるから。

朝早く海の家が準備し始める頃に、砂浜に花火のゴミ屑が落ちてるのを見るのは、辛いものがあった。

説教くさくなるけど、タバコの吸殻を沢山捨ててるのと同じようなもんだから花火はちゃんと終わったら片付けましょう。

あおいちゃんが愛しくて愛しくて

さて、ソラニンに戻ると、台詞面は原作が漫画だし、くさいものもあるのは納得。
演技はあおいちゃんの生活感とサンボマスターの近藤によってだいぶ落ち着きがもたらされていた感じかな。

以前観た『瞬』に近い感覚。

ストーリー面が狙い過ぎだけど、音楽と役者と背景でカバー。音楽が好きな人ならストーリーの粗も気にならないかも。

実質3.5の★★★★☆。
穴が空いた部屋着でさえ、あおいちゃんが着ると愛しく見えるのが衝撃でした。

関連記事