映画『百円の恋』〜凄い。凄いぞ!安藤サクラ!〜

怒涛の映画デー。

三本目は映画館に赴いて安藤サクラ主演の『百円の恋』を観てきました。

監督は武正晴。

1100円のサービスデーということもあってか、上映30分以上前に着いたのにテアトル新宿には早くも列が。
初めて行ったけど、小綺麗ないかにも映画館!って感じのミニシアター。

予告編をたっぷりやっていて、観たいと唆られる作品も幾つかあった。

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過酷な減量を潔くカット

新聞で安藤サクラの壮絶な役作りを扱った記事を読んだり、Twitterなどで「良かった!」っていう評判も聞いてたのでぜひ観てみたかった一本。

安藤サクラは評判に違わず、いや、その期待をはるかに上回る素晴らしさだった。

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▲安藤サクラのビフォー(上)アフター(下) (C)2014 東映ビデオ

日刊スポーツかなんかで読んだけど役作りにあたっての減量。3日間でぽちゃ体型の時期を撮り、10日間で一気にそぎ落としたという。

凄いのは、そのそぎ落とす過程(ボクサーとして本気になる過程)を一切描かずに、当たり前のように作品のある転換点から安藤サクラ演じる一子が細くなり、ボクシングに邁進していること。

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▲グローブには「一子」と。 (C)2014 東映ビデオ

これだけ実際の役者が過酷な減量をしたならば、その努力の跡をシーンとして落とし込みたくもなるものではないだろうか。

でも、この作品では減量というものに対しての描写はない。

ボクシングのレベルも圧巻

経験者とはいえ、安藤サクラのボクシングもまた凄い。

共演の新井浩文がこちらもレベルの高いトレーニングをしていたが、ちょっと安藤サクラの場合は運動能力が常人と違う感じである。

自分が全くやったことない競技だけになおさら。

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▲ぽちゃ時代の安藤サクラ(左) (C)2014 東映ビデオ

人によって何処に笑いのツボを見つけるかは当然違うけど、ぽちゃ期の一子時代の会話には笑える要素がたくさん詰まっている。

それは実際にあぁこういう会話あるある、こういう奴いるよね、みたいな擬似体験がベースにあるだろう。

その中心にあるのが安藤サクラのもったりとした演技だった。

余談だけど、煙草で一息というシーンが多くて上映中に吸いたくて吸いたくてしょうがなかった。

安藤サクラの「フーゥッ」じゃなくて「ハァァァー」って吸い方はこちらにも喫煙欲が伝染する。

煙草をふかしながら鑑賞できる映画館なんてそりゃないけど、鑑賞し終わった後に吸った一服は美味しかった。

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▲新井浩文の喫煙も魅力的。 (C)2014 東映ビデオ

触れ込み以上の満足度。安藤サクラすげぇぇえって感じ。

ボクシングの試合シーンも、一子がガチモードに入ったときのテンポアップもレベル高し。

エンドロールのクレジットで『恋の渦』トモコ役の若井尚子さんの名前を見つけたけど、どこで出てきたのかはわからなかった。

★★★★★。

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