映画『シュアリー・サムデイ』

昨夜鑑賞した映画『シュアリー・サムデイ』のレビューです。
主演は小出恵介。僕がいまとてもいいなと思う俳優。演技、表情、そして何より声質が素晴らしい。

前から観たかった作品で、今月CATVで放送されていたので満を持して鑑賞しました。

■豪華な豪華な出演陣
結果的に言えば小出恵介は期待よりも良くなかった。役柄もあるんだろうけど、鶴の一声的な台詞が多くて、ただただクサいものばかり。

良かったのは相棒役の勝地涼。今まではちょい役でしか見なかったけど、この作品では勝地くんが堂々たる中心にいる。最初は少し大袈裟かなと感じたけど、時間が経つにつれて僕も馴染んできた。
友達を思う男くささが素晴らしかったね。動きのキレもあった。

その他の俳優陣は、小西真奈美と綾野剛、鈴木亮平はまぁまぁ。鈴木亮平はドラマ・全開ガールにも出てたので懐かしかった。
竹中直人は真面目な役をやればやっぱりビシッと引き締まる。

そしてそれ以上にちょい役のそれはそれは豪華なこと。
笹野高史、阿部力、井上真央、妻夫木聡、そして上戸彩。
本当に誰でも良いような役に豪勢なメンバーがずらり。

もうひとり、圧倒的な印象を残す役者がいましたが、ここでは伏せておきます。

■軽妙に心地よいテンポ

映画そのものの流れに関してはテンポが絶妙。ストーリーとしては及第点だけど2時間という時間を感じさせないほど歯切れが良い。
回想への入り方や勝地くんの小ネタなどはもちろん、シーンに無駄がなくて台詞がなくとも必ず表情や目線によってストーリーを進めようとしていた。

爆発や拳銃のシーンもためらいがなくて、またありがちな、音がでかすぎるとかいうのもない。感じるとすれば恐怖だけど、これは状況を考えれば正しいこと。

映画全体に広がる音楽というテーマも押し付けがましくなく、爽やかな印象だった。

そこまでネタが表面化しすぎることもないけど、常に遊び心を忘れない作品とでも言えばいいのかな。
監督は小栗旬。エンドロールで見た後にあぁそうだった、と思い出した。
解説で軽部さんも触れていたけど映画への愛が感じられた。
すごく良かったと思います。

ストーリー面で少しマイナスだけど評価は肯定的な★★★★★。

あの豪華なちょい役も小栗旬監督なら納得。
「♪ランランランラン ララッララッラ ラッラッランララッラランラン♪」

耳にずーっと残ってる。

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