映画『魔法遣いに大切なこと』感想〜魔法を遣うのは誰のため?〜

(C)2008 山田典枝/「魔法遣いに大切なこと」製作委員会

08年公開の『魔法遣いに大切なこと』を鑑賞。主演に山下リオ、岡田将生。中原俊監督。
原作は漫画。映画化の前にアニメ化、小説になっている。

『魔法遣いに大切なこと』のスタッフ、キャスト

スタッフ、キャスト

監督:中原俊
脚本:山田典枝
鈴木ソラ:山下リオ
緑川豪太:岡田将生
原誠一郎:田中哲司
白石沙織:木野花
浅葱ほのみ:緑友利恵
黒田浩二:太賀
ソラの母親:永作博美

あらすじ紹介

“魔法遣い”が当たり前に存在する日本、ソラと豪太は魔法士になるための魔法士研修で出会う。魔法をうまく使えない豪太はソラに反発していたが、根気強く魔法を教えてくれるソラの気持ちが通じ、2人は恋に落ちるのだが……。

出典:映画.com



二人の成長曲線が素晴らしい

山下リオは『RISE UP』でも目の見えないヒロイン役を好演。今回は、さらに凄かった。
透明感のあるたたずまい。それでいてわざとらしくなく、また、力強い芯の強さ、凜とした軸を持っている。ちなみに『RISE UP』で共演の太賀も出演。短いながら良い演技だった。

岡田将生も作品の中でぐんぐんと成長。その成長曲線も自然で素晴らしかった。

脇を固めた役者も、主演の2人を引き立てているから、余計なサイドストーリーが介入しない。話はソラ(山下)、ゴウタ(岡田)らが魔法使いになるための研修を受ける期間に集中する。

なぜ、魔法使い(魔法士)になりたいのか、人生を左右するほどの魔法を受け継ぐ者としての義務に対する気持ち。全てがわかりやすく、また、美しく描かれている。

ソラが使いたかった魔法。大好きな人に心を揺り動かされ、大好きな人に伝える。涙が流れた。心臓がどくんと波を打つ。

美しく、はかなく、人の心の繋がりを認識できる作品。観て良かった。
物語も、役者も、皆まっすぐで爽やかに突き進んでいく作品。胸が詰まり、もしかすると張り裂けそうになるかもしれない感動作。

観て良かった。本当に。

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