映画『クロユリ団地』〜甘く見てたら怖かった〜

13年の『クロユリ団地』。
監督は『リング』の中田秀夫監督。前田敦子、成宮寛貴。
ホラー映画に疎い僕は『リング』を観たことがないのだけれど、そんな疎い僕にもわかるような無音効果で背中から撮るベーシックな形。

前田敦子演じる二宮飛鳥は、なぜこんなところに踏み込んでいくのだろう…絶対そこは霊が出るのに…というお決まりの設定である。

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鮮やかな設定のトリック

意外とギャーギャーキャーキャーよりも、背筋をザラザラした冷たい手で撫でられる感覚かもしれない。

ホラーの部分は多分王道であり、無駄な伏線もなかったのだけれど、それ以外で鮮やかなトリックというかミスリードを誘う部分があり、そこは単純にびっくりした。

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▲ともに映画.comさんのページにあった画像から。色彩の違う、同じカットがなぜ存在するのか?は一つのヒントになりそうです。 (C)2013「クロユリ団地」製作委員会

こういう作品は事前知識を仕入れないで観た方が面白いと思う。
事実、13年に何度か映画館の予告編で観たが、本筋に関わるようなことはあまりなかった気がする。

特別凄いというわけではないが、前田敦子が好きな人は見てみるといいかもしれない。

輝きを失った瞳を見せるあたり、女優・前田敦子も有りかなと思わせてくれる。人物よりも設定に目が行きがちな作品の中で、主演として良い働きぶりだった。

王道と評したものの、怖くないとは言ってない。

怖かった。十分。

終わり方も余韻が残って良かったと思う。
脚本にプラスワン。

★★★★☆。

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